ガソリンスタンドで給油をするときに選ぶ「ハイオク」や「レギュラー」。2つの内容はもちろん異なります。
現在、世界情勢を受けてガソリン価格が高騰しており、日常的に車を利用する個人や事業者は打撃を受けています。政府は令和4年度上半期中を燃料油価格激変緩和措置とし、石油元売り(消費者ではありません)に補助金を支給する政策を行っています。
関心が高いガソリンの種類である「ハイオク」と「レギュラー」、どう違うか分かりますか?
車種により適切なガソリンは異なる
「ハイオク」とは、オクタン価が96以上のガソリンです。オクタン価とはガソリンの燃えにくさを数値で表したもので、ハイオクはレギュラーよりもオクタン価が高くなっています。
ガソリンの異常燃焼は「ノッキング現象」と呼ばれます。力強い走りを必要とするスポーツカーや輸入車などはレギュラーガソリンだとノッキング現象を起こしやすく、「ハイオク」が適しています。
一方、「レギュラー」とは、オクタン価が89以上のガソリンです。ハイオクが燃えにくいなら、レギュラーは燃えやすいのかというと、もちろんそんなことはありません。レギュラー仕様の車種にハイオクを入れても性能は変わらず、燃費が悪化する可能性すらあります。
ハイオクとレギュラーは販売価格が異なります。2022年5月9日時点の全国平均価格は、1リットルあたりハイオクが182円、レギュラーが171円でした。
解答:「ハイオクとレギュラー」の違いとは……
「ハイオク」とは、高オクタン価ガソリンのことで、「レギュラー」とはハイオクよりもオクタン価が低いガソリンのことです。
文/編集・dメニューマネー編集部
(2022年5月25日公開記事)
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