「ウェビナー」は、欧米では効率的なマーケティング戦略として広く普及しています。特にアメリカは誕生の地でもあり、6割以上の企業が導入しています。日本では、セミナー業界やマーケティング業界が、新しい情報伝達手段として注目しています。
インターネットを介したマーケティングツールのひとつ「ウェビナー」の詳しい意味を知っていますか?
ウェビナーはウェブ(Web)×セミナー(Seminar)からなる造語
「ウェビナー」は、インターネットを介して行われる動画セミナーを指し、“ウェブセミナー”や“オンラインセミナー”とも呼ばれています。
インターネット環境が整っていれば、パソコンやモバイル端末でいつでもどこでも参加することが可能です。主催者側が配信するシステムで、少人数の講演者による多人数での講演会や会社説明会、研修などに向いています。
配信は、リアルタイムと録画があります。リアルタイムは、生放送で配信する方法で、“ライブ配信”と呼ばれています。主催者側は、チャットやアンケート機能等を使い、参加者の質疑応答や投票、アンケートを取ることも可能で、状況に合わせた配信ができます。
録画は、主催者側が前もって録画したセミナー動画を配信する方法です。編集が加えられるため、ミスが少なく要点を端的に伝えられますが、参加者とコミュニケーションが取れません。一方で、参加者が何度も見返せたり、メモを取ったりすることでじっくり学んでもらえます。
メリットは手軽さだが参加者の離席率は高め
「ウェビナー」は、主催者・参加者側ともに会場へ移動する時間や費用、宿泊の手配、身支度などは必要ありません。特に主催者側のメリットは、会場探しや日程、参加人数の調整などの手間が省けるうえに、集客がしやすく全世界に同時配信も可能でコストが抑えられることです。
一方、デメリットは、主催者側が直接参加者の表情が読めず、熱意や意欲が測れません。また、参加者は対面よりも緊張感がないため、集中力が下がったり、離席したりする可能性が高いです。他にも、電波や回線、機器などの不具合でインターネット環境が整わなければ、試聴ができないことなどが挙げられます。
文/編集・dメニューマネー編集部
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