高年収の人ほどやっている「副業」 サラリーマンは月に副業でいくら稼ぐ?

2022/07/30 07:46

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副業を行っている割合が最も高いのは年収700万円台の人──。 ビジネスSNS「Wantedly」を運営するウォンテッドリー <3991> の調査でこんな事実が分かりました(「コロナ禍における転職と副業に関する調査」)。 年収700万円台で副業を「現在行っている」人は50%。最も少ないのは年収300万円台層で

副業を行っている割合が最も高いのは年収700万円台の人──。

ビジネスSNS「Wantedly」を運営するウォンテッドリー <3991> の調査でこんな事実が分かりました(「コロナ禍における転職と副業に関する調査」)。

年収700万円台で副業を「現在行っている」人は50%。最も少ないのは年収300万円台層で26%でした。年収401万円以上の層については、年収が増大するにつれて副業を行っている人の割合が増加する傾向が見られたとのことです。

「コロナ禍で副業を始めた」人が4人に1人

これとは別の調査では、本業の年収が1,500万円以上の正社員は副業を実施している割合が高いという結果も出ています(パーソル総合研究所)。

このパーソルの調査では、本業の年収が低い正社員ほど、副業したいと思っている人の割合が高くなったといいます。

これらの結果から、「副業したい」人と「副業している人」の間にギャップがあると考えられます。

なお、新型コロナ感染が拡大してから初めて副業を始めたという人が4分の1もいたそうです。

人気の「副業」トップ3は何?収入や毎月の作業時間はどれくらい?

人気の「副業」はどんなものでしょうか。その収入や作業時間について見てみましょう。

同じくパーソルの調では、正社員の副業ランキングのトップ3は上から順に「WEBサイト運営(ブログ運営、YouTubeなど)」、「配送・倉庫管理・物流」、「ライター・WEBライター」でした。

また、正社員が副業にかけている1ヵ月あたりの日数は平均9日間、労働時間は29.5時間。月収の中央値は4.1万円で、時給の中央値は1,883円です。

この実態を見て、「大変そう」と思うか「それくらいの時間なら確保できそう」と思うかは人それぞれでしょう。

しかし、視野の拡大やスキル・知識の習得など、副業は本業へのプラスの効果も期待できます。もし現状に満足していないのなら、一歩踏み出してみるのも良いかもしれません。

文/編集・dメニューマネー編集部

(2022年5月25日公開記事)

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