メルカリなどのフリマアプリには、同じ商品で価格も変わらないのに、すぐ売れるものとそうでないものがあります。そこには、すぐ売れる出品者が実践している「コツ」があるようです。
コツ1 1枚目の写真にこだわる
商品を探している人が最初に目にする「1枚目の写真」にこだわりましょう。
鮮明で明るく商品の全体像の分かる写真のほうが、暗くてイメージが分かりにくい写真よりも、目を引くからです。ピンボケなんてもってのほかです。
さらに、撮った写真に文字を入れましょう。サイズ、ブランド名、「雨の日も使える!」「メルカリ便で即日発送可」などの情報を入れるとよいでしょう。そうすることで目にとまりやすくなります。
メルカリは1つの商品につき10枚まで写真を載せられるので、詳細の分かる写真をできるだけたくさん載せましょう。似たような写真でなく、裏側、アップなどにしましょう。洋服なら置いて撮るだけでなく、着用写真も欲しいところです。
購入者が安心して選べるだけでなく、販売後のトラブル予防にもつながります。
コツ2 商品説明を充実させる
商品説明を充実させると、「キーワード検索」で表示されやすくなり、多くの人に見てもらえます。
書いておきたいのは、商品名や品番、サイズ、汚れや傷みの状態。似た系統のブランド名を書いておけば、他ブランドの商品をお目当てにしている人の目にも留まりやすくなります。
「●●や▽▽などのブランドが好きな方にもおすすめです」といった文言も、キーワード検索率を上げるための一工夫です。
コツ3 発送までの日数を「1~2日」にする
同じ商品、同じ価格であれば、発送までの日数が早いほど売れやすい傾向にあります。「買ったものは少しでも早く手元にほしい」という購入者の思いがあるからでしょう。
「1~2日」以内の発送とほかの設定では売れるまでの時間の差はなんと40時間もあるそうです。特に洋服や本、コスメ、おもちゃなどでは、発送が早いほど売れやすいことが分かっています。
筆者の経験でも、「3~4日」の設定を「1~2日」以内に替えたところ、これまでよりも早く売れるようになりました。
ただ、1〜2日で発送できないのにそう設定すると、よくない評価がつけられます。目安を1〜2日としたら、2日以内に発送しましょう。難しい場合は購入者に早めに相談するとよいでしょう。
コツ4 しばらく売れなかったら再出品する
数ヵ月など、しばらくたっても売れ残っている場合は、出品を一度取り消し、再出品してみましょう。
メルカリは出品日時が最近のものから表示されるため、出品から時間が過ぎるほど表示順位が下がり、見つかりにくくなってしまいます。再出品したほうが目に留まりやすくなります。
なかなか売れない商品がある人は、4つのコツを取り入れてみてはいかがでしょうか。
文・大石春香(ライター)
編・dマネーメニュー編集部
(2022年5月25日公開記事)
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