1日のうちスマホを5時間や3時間など、長時間触る人の割合が年々増えている。5時間以上使う人は7.0%、3時間が14.4%、1時間以上が21.6%だった。
今回は6回目の調査で、2012年の第1回の調査では、5時間以上が3.4%、3時間が14.4%、1時間以上が21.6%だった。
スマホを触る時間が伸びているのは多くの人が感じていることだろう。コロナ禍によってスマホ・携帯との付き合い方、利用法も変わってきているようだ。
コロナでスマホとの付き合い方はどう変わった?
調査を行ったのは、リサーチ会社マイボイスコムで、4月に1万16人を対象に行われた。
スマホ・携帯電話の利用状況について聞いたところ、最も多かったのが「気がつくと長い時間スマートフォン・携帯電話を利用している」で27.4%にのぼった。「睡眠時も、スマートフォン・携帯電話を近くにおいている」も27.0%いた。
また、「手持無沙汰になると、無意識のうちにスマートフォン・携帯電話を手に取っている」と回答した人の割合は17.9%だった。
新型コロナウイルスの感染が拡大でスマホや携帯電話の使い方がどう変わったかも聞いたところ、次のような声があった。
・アルコールウエットティッシュなどでこまめにふくようになった(男性27歳)
・家族との連絡ができなくならないように、充電の頻度が増えた(男性51歳)
・孫との無料TV会話が多くなった(男性71歳)
・ネットニュースをよく見るようになった。検索する内容が変わった。以前は旅行など外出に関する情報を調べることが多かったが、今は家や近場でできる情報を探すようになった(女性37歳)
・学校の役員会が、集まる頻度が減り、LINEでの連絡が増えた(女性43歳)
・電子コミックを読むようになった。昔は課金にすることに抵抗があったが、課金が増えた(女性45歳)
今では必要不可欠の存在となったスマホ・携帯電話だが、「スマホ中毒」の弊害を指摘する意見もある。利用時間や付き合い方は考えておかないと、「気づくと1日が終わっていて何もできなかった」ということになりかねない。
文/編集・dメニューマネー編集部
【関連記事】
・10月に「児童手当特例給付」が廃止へ
・初心者向け!ネット証券オススメランキング(外部)
・「老後破産」の前兆!知るべき「NG行為」
・SBI証券と楽天証券どちらで開設する?(外部)
・1000万円ためる人が「絶対にやらない」4つのこと