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中国人富裕層が日本の不動産を爆買いしている3つの理由

2022/07/31 08:00

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コロナで来日しにくい状況にも関わらず、中国人富裕層の日本への不動産投資欲は高いといわれています。中華圏の投資家向け調査では、貯蓄の5割以上を日本の不動産に投資したいと考えている人が2割以上もいるといわれています。なぜ、日本の不動産が中国人に人気なのでしょうか。 ①日本の不動産は所有権が永続するから 中国では土地は国のも

コロナで来日しにくい状況にも関わらず、中国人富裕層の日本への不動産投資欲は高いといわれています。中華圏の投資家向け調査では、貯蓄の5割以上を日本の不動産に投資したいと考えている人が2割以上もいるといわれています。なぜ、日本の不動産が中国人に人気なのでしょうか。

①日本の不動産は所有権が永続するから

中国では土地は国のものなので、所有できず、建物のみ所有権があります。日本の不動産は永久的に残ることから、資産を減らさない資産保全の役割としても、人気があるのです。

特に、中国人に人気の立地は都内の一等地の港区や渋谷区、新宿区、千代田区の駅に近いオフィスもしくは商業ビルといわれています。

また、コロナ禍で来日できない中国人投資家は、日本の不動産を一度も来日せず、インターネット上で不動産仲介業者を通じて買っているといわれ、人気の高さが分かります。

② 中国は日本に比べて不動産価格が高すぎるから

北京の2019年の新築マンション価格の平均は7,200万円といわれており、日本の首都圏(東京、神奈川、埼玉、千葉)新築マンションの1戸あたり平均価格は6518万円と比べて、高額です。また、日本の不動産は価格の中に土地の権利も含まれることが多く、割安といえるでしょう。

また、中国の大都市圏での不動産投資の平均利回りは2%前後ですが、東京では5%前後の利回りが見込めるため、収益性も高いと考えられています。

③中国では富裕層が毎年増えているから

中国の富裕層は毎年増えています。100万米ドル以上を保有している富裕層は、2020年時点で約527万9,000人。1年で約25万7,000人も増えたそうです。これはアメリカに次ぐ数です。

ここ数年の世界的な株高で、中国に限らず富裕層の資産は膨張し、富裕層はこぞって投資先を探しています。中でも中国の富裕層は、特に日本の不動産に以上のような理由から着目しているのです。

外国人の投資に規制は必要?安全保障上の問題を指摘する声も

同じ不動産投資先として、日本以外の選択肢もあるでしょう。しかし日本は外国人の不動産投資規制がなく、中国から地理的に近いというメリットがあるようです。

海外マネーの流入は、不動産を売りたい企業や個人には嬉しいことですが、外国人の不動産投資に対する規制がないことの弊害もあるようです。特に安全保障上の問題を指摘する識者も少なくありません。今後は、投資規制の必要性を含めた議論が必要といえるでしょう。

文・小宮崇之(保険代理店経営のファイナンシャルプランナー)
編集・dメニューマネー編集部

(2022年5月28日公開記事)

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