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好決算も燃料高・インフレでどうなる?「ライオン」の株価はどうなるのか

2022/05/30 07:00

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ライオン <4912> の株価を予想する上でのプラス材料(株価上昇につながる材料)とマイナス材料(下落につながる材料)をそれぞれ2つずつ挙げてみた(2022年5月24日時点)。 プラス材料 マイナス材料 第1四半期

ライオン <4912> の株価を予想する上でのプラス材料(株価上昇につながる材料)とマイナス材料(下落につながる材料)をそれぞれ2つずつ挙げてみた(2022年5月24日時点)。

プラス材料 マイナス材料
第1四半期は予想を上回る好決算原燃料がさらに上昇するリスク
生活必需品のディフェンシブ性に期待インフレ、景気悪化で買い控え

2つのプラス材料

①第1四半期は予想を上回る好決算

2022年12月期の営業利益予想は原材料高でコストが60億円上昇するため275億円と12%の減益を見込む。ただ、1〜3月実績営業利益は27%増の104億円と想定を上回った。経費削減、値引き抑制、海外値上げなどで吸収した。上期予想123億円の85%の進捗。利益上振れの可能性もありそうだ。

②生活必需品のディフェンシブ性に期待

コロナ禍でハンドソープなどの特需があり2020年12月期は過去最高益だった。株価は2020年7月に過去最高値を付けた。その後の2期連続減益で2022年4月には6年ぶりの安値を付けている。生活必需品メーカーにはディフェンシブ性があるため、景気下降、相場低迷時には注目されはじめる可能性がある。

2つのマイナス材料

①原燃料がさらに上昇するリスク

1〜3月の好決算にもかかわらず会社が通期予想を据え置いたのは原材料高をシリアスに見ているからである。原油、パーム油、ナフサ高、円安など、通期で60億円のコスト上昇とみていたが、すでに第1四半期で29億円上昇した。通期ではあと30〜60億円上昇する可能性があるとコメントしている。

②インフレ、景気悪化で買い控え

原料高から食品などの値上げが目立っている。生活必需品でもコスト上昇を吸収するには価格転嫁したいところ。花王が積極的に値上げを打ち出しているのに対し、ライオンはまだ積極的な値上げを打ち出していない。景気減速とインフレで買い控えが起きると収益回復に時間がかかる可能性がある。

文/編集・dメニューマネー編集部

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