どんな意味?「プロパガンダ」──【ビジネス・カタカナ用語】

2022/07/31 11:57

https://money.smt.docomo.ne.jp/image/rDS6tudjQY24wq_-7t2XHw.jpg
「プロパガンダ」は、古くから使われているカタカナ語です。報道番組などで耳にすることが多いため、政治的な意味合いが強いのでは?と思われがちですが、テレビCMなどにも関連のある言葉です。 情報が溢れている現代のようなネット社会では、真偽が確かではない情報も多く、「プロパガンダに躍らされる」などのように、ネガティブな使われ方

「プロパガンダ」は、古くから使われているカタカナ語です。報道番組などで耳にすることが多いため、政治的な意味合いが強いのでは?と思われがちですが、テレビCMなどにも関連のある言葉です。

情報が溢れている現代のようなネット社会では、真偽が確かではない情報も多く、「プロパガンダに躍らされる」などのように、ネガティブな使われ方もします。

「プロパガンダ」の詳しい意味を知っていますか?

「プロパガンダ」は意図した方向へ仕向ける宣伝戦略

「プロパガンダ」は、個人や集団を意図的に特定の思考や行動に導く宣伝活動の総称です。特に政治的な意図を持つ宣伝活動、情報による大衆操作や世論の誘導活動を指すことが多いです。

「プロパガンダ=戦時下における政治的宣伝活動」と捉える人も多いかもしれません。理由は、戦時下では、国家内の戦意を上げるための情報操作や思想を統一するための手段として「プロパガンダ」が頻繁に用いられることが挙げられます。

「プロパガンダ」には、企業による宣伝や広報活動も含まれます。「コーポレートプロパガンダ」といい、企業が自社の製品を購入してもらうための宣伝行為です。

商品に好意的な印象を持つようなテレビCMや広告を打ち出したり、ブロガーなどに自社製品を使ったレシピ等を投稿してもらうことで商品を印象付けたりすることが当てはまります。これらは、確かな情報源からの事実に基づいた情報であることから「ホワイトプロパガンダ」とも呼ばれます。

「プロパガンダ」に踊らされないためには情報を読み解く能力が必要

「プロパガンダに踊らされる」とは、“特定の思考や行動をとらせるための広告に惑わされる”ことを表しています。情報化社会では、ネットを使って簡単に世界の情報を取り込むことが可能です。

中にはデマや誇張された情報も含まれていますが、このような「プロパガンダ」に踊らされないために、情報の取捨選択をする能力を備えましょう。

文/編集・dメニューマネー編集部

(2022年5月28日公開記事)

【関連記事】
10月に「児童手当特例給付」が廃止へ
初心者向け!ネット証券オススメランキング(外部)
「老後破産」の前兆!知るべき「NG行為」
SBI証券と楽天証券どちらで開設する?(外部)
1000万円ためる人が「絶対にやらない」4つのこと