メルカリでは気軽に商品を出品できるが、一部の商品を出品すると規約違反となり、ペナルティを受ける可能性がある。間違って出品してしまいそうな商品は、以下の5つだ。
その1 商品券やギフト券
現在流通している国内の貨幣(記念硬貨含む)や現在使用できる海外貨幣だけでなく、お金と同等に扱われるもの全般の出品を禁止している。
例として挙げられるのが、商品券や残高のあるQUOカード、チャージ済みのSuica、Amazonギフト券やiTunesカードといったオンラインギフト券、単位が「円」の切手だ。
その2 一部のチケット類
メルカリでは、急用で行けなくなったイベントなどのチケットを取引できる。しかし、記名チケットや個人情報が登録されているチケット、転売目的で得たとみなされるチケットは出品できない。
航空券や乗車券、旅行券の出品も違反になる。
その3 コロナに関連する商品
現在は新型コロナウイルスの影響で、衛生マスクの出品を禁止している。ただし、個人が自作したマスクと、マスクの内側に入れて使うインナーマスクは出品可能だ。
プロ野球やJリーグの観戦チケットなど、興行主の感染防止対策の妨げとなるおそれのあるチケットも出品できない。これらの商品は、今後の状況次第で禁止を解除する予定だ。
これまで出品が禁止されていた消毒液や除菌シート、ハンドソープなどはすでに出品禁止が解除されている。
その4 キャラクターや芸能人のハンドメイド商品
アニメ・ゲームのキャラクターや芸能人の写真、ブランドのロゴマークを使ったハンドメイド商品は原則出品できない。商標権や著作権などを侵害する可能性があるからだ。
商品名や商品説明に、「〇〇風」「〇〇系」のようにキャラクターやブランドの名前を記載するのもNGだ。
その5 中古のモバイルバッテリー
スマホ用、スマートウォッチ用、パソコン用にかかわらず、中古のモバイルバッテリーは出品できない。
また、新品であっても安全基準を満たしたことを示す「PSEマーク」を写した画像が掲載されていなければ出品できないので、注意が必要だ。
禁止商品を出品するとどんなペナルティがある?
禁止されている商品を出品・販売すると、商品の削除や取引のキャンセルだけでなく、メルカリの利用制限といった措置が取られる可能性がある。
禁止出品物は「メルカリガイド」に記載されているので、出品できるかどうか悩んだときは必ず確認しよう。
文・廣瀬優香(フリーライター)
編集・dメニューマネー編集部
(2022年5月28日公開記事)
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