中央競馬を開催するJRAは競馬好きにとって身近な存在ですが、働いている職員のことはあまり知られていません。彼らはどんな仕事をしていて、どのくらいの年収をもらっているのでしょうか。

平均年収は900万円超！装蹄や乗馬指導などさまざまな仕事がある

JRAといえば、目に触れる機会の多い競馬場やウインズのイメージが強いですが、職員の仕事は実にさまざまです。

中央競馬の開催や管理に加えて、競争馬の健康管理や装蹄、乗馬指導、競馬学校での教育など多岐に渡ります。

全職種の平均年収は902万円と高水準で、以下のように職種によっては1,000万円を超えるものもあります。

馬と関われる上に大手企業並みの高年収であり、競馬好きにとっては理想的な仕事といえます。

唯一のデメリットは、職員は馬券を購入できないこと。これは、競馬好きには辛いかもしれません。

馬好きの社会人がJRA職員になれる？

馬好きにとって魅力的なJRA職員ですが、社会人が転職してJRA職員になることはできるのでしょうか。

採用情報を見る限り、事務職や競馬開催に関わる職種など大部分は新卒採用しか行っておらず、中途での就職は難しいようです。

ただし、馬取扱技能職と装蹄職については別途採用ルートがあり、技能や資格は必要ですが、年齢を問わず募集を行っているようです。

また、競馬場の環境整備やシステム管理などを行う子会社であれば、中途採用を行っているところもあります。

競馬が好きで馬に関わる仕事をしたい人なら、一度検討してみてはいかがでしょうか。

文/編集・dメニューマネー編集部

（2022年6月24日公開記事）

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