銀行員の警告!「老後破産」する人の危ない行動 「リボ払い」だけじゃない!

2022/11/30 17:00

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さまざまな年齢・性別の人と取引をする銀行員は、「老後破産」する人を何人も見ている。ある銀行員は、自身の経験を振り返り、破産する人には共通点や特徴があると感じている。その話を聞くことで、自分が老後破産に陥らないように気をつけよう。 銀行員は見た!老後破産してしまう絶対NGなお金の使い方 収入が激減する老後は、預貯金などの

さまざまな年齢・性別の人と取引をする銀行員は、「老後破産」する人を何人も見ている。ある銀行員は、自身の経験を振り返り、破産する人には共通点や特徴があると感じている。その話を聞くことで、自分が老後破産に陥らないように気をつけよう。

銀行員は見た!老後破産してしまう絶対NGなお金の使い方

収入が激減する老後は、預貯金などの老後資金が生活の命綱になる。しかしお金の使い方を誤ると老後資金が大きく減り、老後破産に至る恐れもあるだろう。そうならないためにも、NGなお金の使い方を把握しておきたい。

金融機関で資産運用について相談する

資産運用についていきなり金融機関に相談するのはNGだ。銀行員などの金融マンは、会社の利益に貢献するハイリスクな金融商品を勧めることもある。特に退職金などまとまったお金を受け取ったあとは要注意。

たとえば損益が為替レートに左右される外貨預金は、元本割れのリスクが高い商品だ。お金の知識に乏しい人がうっかり手を出せば、運用に失敗して財産を失う可能性がある。

そのような事態を防ぐためには、金融機関に相談する前に金融商品を含めたお金の知識を身に着けることが大切といえる。金融機関に相談する場合もその場で即決はせず慎重に判断するようにしたい。

クレジットカードのリボ払いに手を出す

クレジットカードのリボ払いも危険といえる。リボ払いは月々の支払額を一定額に固定し、毎月その一定額を返済していく「借金」だ。

一括払いやボーナス払いと異なり、1回で完済する場合も元金(カード決済額)に利息(金利手数料)を加算した金額を支払う。その金利は年利15~18%で消費者金融並みだ。

一番怖い点は、毎月未払いの借金(利用残高)に利息(金利手数料)が加算されて、借金がどんどん増えていくこと。

その状態で新たなカード決済を行うとさらに高額な金利手数料が加算され、返済不能になってしまう。

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銀行員は見た!老後破産してしまう絶対NGなお金の使い方4選

銀行員は見た!老後破産してしまうNG行為

老後の収入は年金のみという人も多いようだ。しかし、そうした場合、貯蓄+年金の範囲内で生活できなければ老後破産してしまう可能性もある。老後破産に気を付けたほうが良い人の特徴とはどのようなものなのか?

老後に必要な資金を試算していない

老後のために用意すべき資金は、受給される年金額、持ち家か賃貸か、都会か田舎かなどそれぞれのシチュエーションにより異なる。

ただし、マイホームの返済や子供の教育費などもあり、老後資金を後回しにしている人が多い印象だ。

自分が老後に必要になる資金を試算して、自分がいくら貯めないといけないのかをまず意識したい。

自分が受給できる予定の年金については、日本年金機構のねんきんネットで確認できる。

子供の教育費にお金を使いすぎている

子供の教育にはお金がかかるが、使い過ぎて老後資産を残せなければ大切な子どもたちに迷惑をかけてしまうかもしれない。

貯蓄が少ないのであれば、子どもと話し合って奨学金を利用してもらう選択肢も考えよう。

詳しく読む>>
銀行員は見た!老後破産してしまうNG行為3選

文/編集・dメニューマネー編集部

(2022年6月2日公開記事)

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