「ヤクルト1000」だけじゃない!2022年上半期にヒットした食品

2022/08/27 07:25

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「ヤクルト1000」をはじめ、2022年の上半期もさまざまなヒット商品が生まれ、中には品薄状態になったり、生産が追い付かず販売中止になったりしたものもあります。大ヒット食品の裏には、いったいどんな理由が隠されているのでしょうか。 今、最も手に入りにくい商品?「ヤクルト1000」 2022年上半期に最も手に入りにくかった

「ヤクルト1000」をはじめ、2022年の上半期もさまざまなヒット商品が生まれ、中には品薄状態になったり、生産が追い付かず販売中止になったりしたものもあります。大ヒット食品の裏には、いったいどんな理由が隠されているのでしょうか。

今、最も手に入りにくい商品?「ヤクルト1000」

2022年上半期に最も手に入りにくかった商品として思い出されるのが、「ヤクルト1000」ではないでしょうか。

ヤクルト本社 <2267> のヤクルト1000の特徴は、ヤクルト史上最高密度の乳酸菌シロタ株を含んでいること。テレビ番組でマツコ・デラックスさんが愛飲していると話したことがきっかけで、「ストレス緩和」と「睡眠の質向上」を求める人達の間で爆発的人気となりました。

ヤクルト1000の1日あたりの売り上げ実績は、2022年3月期に114万7,000本を記録。前年同期の42万7,000本から3倍近くに伸びています。

タピオカの次はこれ?若い女性を中心にヒット「わらび餅ドリンク」

主に若い女性を中心に支持を集めたのが、ドリンクの中に小さくカットされたわらび餅が入った「わらび餅ドリンク」です。人気の秘密はSNS映えするビジュアルと腹持ちの良さで、「タピオカの次はこれ」と言われたほどです。

以前にもファミマが2020年4月に「わらびもちは飲みものです。」という商品を発売、新感覚ドリンクとして話題になっていましたが、最近メディアでよく取り上げられるのが、 大阪市を中心に全国で展開している和菓子店「とろり天使のわらびもち」の人気メニュー「飲むわらび餅」です。

これはわらび餅ドリンクに生クリームがトッピングされており、1日最高400杯の売上を記録したそうです。同店は2022年6月に石川県小松市に100店舗目となる「とろり天使のわらびもち イオンモール新小松店」をオープン。1号店の開店から、わずか1年10ヵ月で100店舗を達成しています。

もはや幻の商品「0秒チキンラーメン」

「0秒チキンラーメン」はその名の通り、「チキンラーメン」の麺ですが、お湯に浸す必要がなく、そのままかぶりつけるよう開発されています。

開封してすぐに食べられることや、新しい即席めんの楽しみ方を訴求している点がウケて話題となりました。災害時に備えた保存食としても注目されています。

4月4日に発売されてすぐ大ヒットしましたが、十分に供給できないことから、発売からわずか1ヵ月足らずで販売休止となった、“幻の商品”です。ただ2022年7月をめどに販売再開される見通しだそうです。

文・山田千景(ライター)
編集・dマネー編集部

(2022年6月25日公開記事)

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