日常の買い物などで貯まったポイントは、支払いのほかに「投資」にも使えます。ポイントをお金に変えて、株や投資信託、暗号資産(仮想通貨)などを購入するので、現金の出費が不要で、投資を始めるハードルとしては低いといえそうです。
「ポイント投資」ができる証券会社を選ぶ
ポイントで株などが買える「ポイント投資」は一部の証券会社が提供していますが、使えるポイントは証券会社ごとに異なります。日常で貯めているポイントを使える証券会社を選ぶといいでしょう。
ポイント投資ができる証券会社 | |
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対応しているポイント | 証券会社 |
dポイント | 日興フロッギー、CONNECT |
楽天ポイント | 楽天証券 |
Tポイント | SBI証券、SBIネオモバイル証券 |
pontaポイント | SBI証券、auカブコム証券 |
100ポイント(100円)から買える証券会社が多いですが、中には1ポイント(1円)から買えるところもあります。
注意点は、dポイントは「期間限定ポイント」が使えますが、楽天ポイントとTポイントは使えないことです。
また「ポイント投資」で買付ができる投資先や銘柄などは、証券会社ごとに異なります。
ポイントで暗号資産(仮想通貨)を買う
証券会社に口座をつくらなくても、モッピーやポイントタウンなどのポイントサイトの一部では、貯まったポイントを暗号資産に交換できます。
ポイントサイトとは、掲載されている広告を経由してサービスを使うことでポイントが貯まるウェブサイトです。もらえるポイントは独自のポイントなので、使うときには現金やその他のポイントなどへ交換が必要です。
交換できる暗号資産は、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)などポイントサイトによって異なります。
また共通ポイントの中では、「楽天ポイント」なら楽天ウォレット(楽天グループの仮想通貨取引所)を経由して買えます。
初心者はポイント運用で疑似体験も
ポイント投資に似たサービスとして、ポイントそのものを運用する「ポイント運用」というサービスがあります。dポイントと楽天ポイントが対応しています。
運用したいポイント数は自分で決められますし、運用を止めてポイントとして使うこともできます。
実際にお金に換えるわけではないので、実際の投資が少し不安な人は「運用に慣れる」ために使ってみるといいかもしれません。
文/編集・dメニューマネー編集部
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