「モクテル」は長引くコロナ禍でブームになったドリンクの一つです。ロンドンでは既に定番ドリンクとなり、日本では専門店がオープンしています。また、コカ・コーラボトラーズジャパン <2579> は、自社製品を使ったレシピを公開するなど、新しいドリンクメニューとして定着しつつありす。

「モクテル」の詳しい意味を知っていますか？

「モクテル」はノンアルコールカクテルの別名

「モクテル」とは、”真似た“という意味の英語の”mock(モック)“と”cocktail（カクテル）“を組み合わせた造語で、ノンアルコールカクテルの別名として使われ始めています。パブ文化が根付くイギリスのロンドンで話題となり、近年日本でも専門店がオープンし注目を集めています。

「モクテル」の魅力は、アルコールを楽しむ場でお酒を飲めない人でも、お酒を飲んでいるような体験や雰囲気を味わえる点です。お洒落なグラスにカラフルなノンアルコールが注がれ、ハーブやフルーツがアクセントとして添えられるなど、フォトジェニックな見た目は、本物のカクテルに引けを取りません。

「モクテル」はコロナ禍で人気が加速

「モクテル」はクックパッド <2193> のキーワード分析で、2017年から検索頻度が増えはじめ、2020年を境に急激に増しているという結果が発表されています。

その背景には、コロナ禍によるライフスタイルの変化が影響しています。健康意識の高まりからダイエットのためにお酒を控えたり、お酒を飲まない休肝日を設けたり、自宅飲みが増えたりして、飲酒の仕方に変化が出てきたことなどが挙げられます。

また、緊急事態宣言中は、飲食店では酒類の提供を自粛するように求められていました。そのため、飲食店が雰囲気だけでも楽しんでもらおうと「モクテル」を提供したところ、SNSなどで話題となり一気に注目されました。

文/編集・dメニューマネー編集部

（2022年7月4日公開記事）

【関連記事】
・「ふるさと納税」するなら読みたい記事
・初心者向け！ネット証券オススメランキング（外部）
・銀行員が知る「老後破産」する人の危ない行動
・SBI証券と楽天証券どちらで開設する？（外部）
・金運ダウン？玄関に置いちゃダメなモノ3選