『お部屋探しはURであーる』のCMでお馴染みの「UR」。正式名称は、独立行政法人都市再生機構で、一般的には「UR都市機構」の愛称で知られています。大都市や地方都市の市街地の整備や「UR賃貸住宅（旧公団）」の管理、被災地の復興支援が主な事業です。

「UR都市機構」の「UR」はある言葉の略称です。一体、何の略でしょうか？

「UR」は国土交通省所管、人が輝く都市づくりを目指す

「UR」は、”Urban Renaissance Agency”の略です。前身は日本住宅公団で、2004年に都市基盤整備公団と地域振興整備公団の地方都市開発整備部門による統合で設立されました。主な収益源は、賃貸住宅からの家賃収入などです。 大都市近郊のニュータウン団地だけでなく、都心部の超高層タワー住宅も手掛け、全国の約75万戸の賃貸物件を管理しています。

「UR賃貸住宅」の申込は「申込者本人の平均月収額が基準月収額以上」などを条件を満たす必要があります。ただし、家賃等を前払いする「家賃等の一時払い制度」などを利用すると、高齢者やフリーランスなども申込みが可能な場合もあります。更新料が掛からないため、長期間住み続けても費用負担が増えないのがメリットです。

「UR」は震災復興にも力を入れている

UR都市機構の都市再生事業では、神奈川県の港北ニュータウンのような大規模ニュータウンの開発、茨城県の筑波研究学園都市のような地方都市の活性化、横浜みなとみらい21や大阪駅北地区などのような都市開発のプロデュースも多数行っています。また、震災復興支援事業として、阪神・淡路大震災や東日本大震災の被災地で住宅造成や公営住宅建設などを行いました。

文/編集・dメニューマネー編集部

（2022年7月5日公開記事）

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