「台風・暴風・強風」はどう違う?

2022/07/06 11:00

https://money.smt.docomo.ne.jp/image/PNB8TiJsT0iN1WYMLbqNaA.jpg
気象情報を見ていると「台風並みの暴風」や「やや強い風」などのように表現される「台風・暴風・強風」。これらは気象庁の基準により区別されています。 台風は毎年1月1日以降、発生した順に第1号、2号、3号……と番号が付けられます。令和4年は4月に2つの台風が発生し、7月5日には長崎県に台風4号(アイレー)が上陸しました。 「

気象情報を見ていると「台風並みの暴風」や「やや強い風」などのように表現される「台風・暴風・強風」。これらは気象庁の基準により区別されています。

台風は毎年1月1日以降、発生した順に第1号、2号、3号……と番号が付けられます。令和4年は4月に2つの台風が発生し、7月5日には長崎県に台風4号(アイレー)が上陸しました。

「台風・暴風・強風」、3つの違いが分かりますか?

日本を含む14か国からなる「台風委員会」が台風にアジア名を付ける

「台風」とは、北西太平洋または南シナ海にある熱帯低気圧のうち、低気圧域内の最大風速がおよそ17m/s以上のものです。台風の中心が本州や九州などの海岸に達すると「台風が上陸した」ことになります。

一方、「暴風」とは、被害を引き起こす強い風のことです。特に暴風警報基準以上の風を指しますが、都道府県によって基準が異なります。東京地方では風速25m/s以上が「暴風」と定義されています。

「強風」とは単に強い風のことを指しますが、気象庁では強さによって4段階に分類しています。平均風速が10m/s以上を「やや強い」、15 m/s以上を「強い」、20 m/s以上を「非常に強い」、30 m/s以上を「猛烈な」風と区分しています。

解答:「台風・暴風雨・強風」の違いとは……

「台風」とは、熱帯の海上で発生した低気圧が発達し、最大風速およそ17.1m/s以上になったものです。「暴風」とは被害が出る程の風のことで、「強風」は単に強い風のことです。台風委員会で日本が提案する名前には「Koinu(こいぬ)」や「Yagi(やぎ)」などがあります。

文/編集・dメニューマネー編集部

【関連記事】
「ふるさと納税」するなら読みたい記事
初心者向け!ネット証券オススメランキング(外部)
銀行員が知る「老後破産」する人の危ない行動
SBI証券と楽天証券どちらで開設する?(外部)
金運ダウン?玄関に置いちゃダメなモノ3選