薬局でも気軽に購入できる「ハッカ油」。ミントの一種であるハッカソウを乾燥させ、抽出した植物油のこと。自作もできますが、ドラッグストアなどで20mlのものが600円前後で買えます。実はさまざまな使い道があり、家に常備しておくと大変便利な節約グッズの一つです。
① 「マスク」に垂らして冷感マスクを手軽に
マスクの外側、あごの辺りに1滴垂らすと、スーッとした清涼感が得られます。ハッカの代表的な成分であるメントールによるものです。
最近は、不織布マスクの中にも冷感作用のあるものが売られていますが、安いもので1枚15円前後かかりますが、ハッカ油なら、1滴(0.05mlと仮定)とするとおよそ1.5円で済みます。
② 「湯船」に2~3滴入れて夏の入浴タイムを心地よく
ハッカ油を湯船に数滴垂らしてよくかき混ぜると、夏の暑い日でも気持ちよく湯船に浸かれます。
市販の冷感効果がある入浴剤は、1回分20~30円はしますが、ハッカ油なら、1回3滴入れても4.5円。4分の1以下の価格です。
初めは1~2滴から試したほうがいいと言われています。
③ 「シャンプー」に混ぜて頭皮に爽快感を
シャンプー1回分に1~3滴混ぜれば、即席冷感シャンプーになります。皮脂汚れもさっぱり落とせます。
市販の冷感シャンプー1回分がおよそ15円前後なので、費用は3分の1以下で済みます。
④ 即席「虫よけスプレー」として
スプレーボトルに水100ml、ハッカ油を50滴ほど入れてよく振れば、虫よけスプレーが作れます。
ゴキブリや蚊、コバエ、ハチ、ダニなど、ハッカ油の香りを嫌う虫は多いのです。使う前には必ず毎回よく振ってください。
市販の虫よけスプレーが100mlあたり200~400円程度しますから、半額以下の計算ですね。
なおスプレーボトルはガラスかポリプロピレン、ポリエチレン製のものを使いましょう。
⑤ 食べすぎ、飲みすぎでつらい時に飲む!
食べすぎや飲みすぎでつらい時、おなかが張っている時などに、コップ一杯の水やお茶(約200ml)にハッカ油を一滴入れ、混ぜて飲むと胃腸の調子がよくなるという効果が報告されています。
ハッカ油に含まれるメントールとカルボンには胃腸の調子を整える働きが、リモネンには神経を落ち着かせる効果があるとされています。夏バテで食欲が出ない時などにぜひ試してみてはどうでしょうか。
文/編集・dメニューマネー編集部
(2022年7月6日公開記事)
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