健康に暮らせている人は、「入院」について考える機会は少ないでしょうが、その時は突然やってくるかもしれません。もし入院したらと何にいくらかかるのか、どんな手当をもらえるのか、最低限必要な知識だけは身に付けておく必要があります。 1 入院1日あたりの自己負担額は平均2万3,000円 入院時の自己負担額は1日平均2万3,00
健康に暮らせている人は、「入院」について考える機会は少ないでしょうが、その時は突然やってくるかもしれません。もし入院したらと何にいくらかかるのか、どんな手当をもらえるのか、最低限必要な知識だけは身に付けておく必要があります。
1 入院1日あたりの自己負担額は平均2万3,000円
入院時の自己負担額は1日平均2万3,000円です(生命保険文化センター、2019年調査)。入院日数の平均は、15日くらいなので、入院に備えて貯蓄をするなら、単純計算で50万円くらいは必要です。
2 会社員なら傷病手当金で収入の3分の2がもらえる
会社員なら健康保険から傷病手当金が休業4日目から最長1年半、金額は給料の3分の2もらえます(要件あり)。
ただ、個人事業主やフリーランスが入る国民健康保険は出ません。
3 保険に入るかどうかは保険料と保障内容のバランスで考える
「入院への備え」として保険を思い浮かべる人は少なくないでしょうが、保障を手厚くしすぎると保険料が負担になるので、バランスを考えることが大事です。
たとえば30歳男性なら、入院時に1日5,000円の給付金が出る保険が、保険料月額1,000円~1,500円ほどであります。
かかる費用や、もらえる手当てなど「入院に関係するお金」はこのほかにもありますが、すべてを常に把握しておくのは大変です。ただ以上の3つについては頭の片隅に置いておけば、いざというときに慌てすぎることはないでしょう。
文・大垣秀介(マネーライター)
編集・dメニューマネー編集部
(2022年7月7日公開記事)
【関連記事】
・「ふるさと納税」するなら読みたい記事
・初心者向け!ネット証券オススメランキング(外部)
・銀行員が知る「老後破産」する人の危ない行動
・SBI証券と楽天証券どちらで開設する?(外部)
・金運ダウン?玄関に置いちゃダメなモノ3選