「入院にかかるお金」家族が困らないための3つの基礎知識

2022/09/07 06:55

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健康に暮らせている人は、「入院」について考える機会は少ないでしょうが、その時は突然やってくるかもしれません。もし入院したらと何にいくらかかるのか、どんな手当をもらえるのか、最低限必要な知識だけは身に付けておく必要があります。 1 入院1日あたりの自己負担額は平均2万3,000円 入院時の自己負担額は1日平均2万3,00

健康に暮らせている人は、「入院」について考える機会は少ないでしょうが、その時は突然やってくるかもしれません。もし入院したらと何にいくらかかるのか、どんな手当をもらえるのか、最低限必要な知識だけは身に付けておく必要があります。

1 入院1日あたりの自己負担額は平均2万3,000円

入院時の自己負担額は1日平均2万3,000円です(生命保険文化センター、2019年調査)。入院日数の平均は、15日くらいなので、入院に備えて貯蓄をするなら、単純計算で50万円くらいは必要です。

2 会社員なら傷病手当金で収入の3分の2がもらえる

会社員なら健康保険から傷病手当金が休業4日目から最長1年半、金額は給料の3分の2もらえます(要件あり)。

ただ、個人事業主やフリーランスが入る国民健康保険は出ません。

3 保険に入るかどうかは保険料と保障内容のバランスで考える

「入院への備え」として保険を思い浮かべる人は少なくないでしょうが、保障を手厚くしすぎると保険料が負担になるので、バランスを考えることが大事です。

たとえば30歳男性なら、入院時に1日5,000円の給付金が出る保険が、保険料月額1,000円~1,500円ほどであります。

かかる費用や、もらえる手当てなど「入院に関係するお金」はこのほかにもありますが、すべてを常に把握しておくのは大変です。ただ以上の3つについては頭の片隅に置いておけば、いざというときに慌てすぎることはないでしょう。

文・大垣秀介(マネーライター)
編集・dメニューマネー編集部

(2022年7月7日公開記事)

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