「選挙区制」と「比例代表制」はどう違う?

2022/07/10 08:00

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衆院選、参院選どちらにも導入されている「選挙区制」と「比例代表制」。2つの内容はまったく異なります。 2022年の参議院選挙は7月10日が投票日と発表されました。自治体によっては期日前投票所の混雑状況をリアルタイムで発信しているため、混雑緩和に活用したいものです。 選挙制度の基本である「選挙区制」と「比例代表制」ですが

衆院選、参院選どちらにも導入されている「選挙区制」と「比例代表制」。2つの内容はまったく異なります。

2022年の参議院選挙は7月10日が投票日と発表されました。自治体によっては期日前投票所の混雑状況をリアルタイムで発信しているため、混雑緩和に活用したいものです。

選挙制度の基本である「選挙区制」と「比例代表制」ですが、どう違うか分かりますか?

有権者は住民票のある場所で選挙区が決まる

「選挙区制」とは、有権者が「候補者の名前」を書いて投票する制度です。参議院選挙では、都道府県を基本に選挙区が分けられ(鳥取県と島根県、徳島県と高知県は2つの県で1ブロック)、各選挙区から2人~12人が当選します。

衆議院選挙の場合は区割りが異なり、全国で289選挙区あります。1つの選挙区から当選するのは1人だけで「小選挙区制」と呼ばれます。

一方、「比例代表制」とは、有権者が「政党の名前」を書いて投票する選挙制度です。得票数により各政党の議席数が決まります。

比例代表区の候補者は政党の名簿に記載されています。議席数の配分が決まると、名簿の上から順に当選します。

参議院議員の定数は248人で、「選挙区制」から148人、「比例代表制」から100人が選ばれます。ただ、参議院は解散することがないため、一度の選挙で選ばれるのは半数です。

衆議院議員の場合は定数465人中「小選挙区」から289人、「比例代表」からは176人が選出されます。

解答:「選挙区制と比例代表制」の違いとは……

「選挙区制」とは、各選挙区で候補者個人に投票する選挙で、「比例代表制」とは政党に投票する選挙です。

文/編集・dメニューマネー編集部

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