「バッシング」と聞くと、一般的には“非難”や“批判”を表す言葉として知られていますが、飲食業界では、意味が異なるようです。『あのテーブルをバッシングしておいて』などと使われ、店舗の回転率や顧客満足度につながる業務の一つです。
飲食店で使われている「バッシング」という業界用語知っていますか?
「バッシング」は回転率と顧客満足度に影響する
「バッシング」とは、飲食店でお客様が食事を済ませた後のお皿やグラス、カトラリーなどをテーブルから下げることを指します。「バッシング」には、「中間バッシング」と「最終バッシング」があります。
「中間バッシング」は、お客様が食事をしている間に、食事が済んだ皿やグラスなどを下げることです。デザートや飲み物を置くスペースの確保やできるだけ広いスペースで快適に食事を楽しんでもらうことを目的としています。お客様の食事やその場の雰囲気を妨げないように注意が必要です。
「最終バッシング」は、お客様が帰られた後のテーブル上の片づけで、次のお客様を迎えるための準備です。特にお待ちのお客様がいる場合は、スピーディーな作業が求められます。
都内飲食店のホールスタッフ平均時給は1,169円
飲食店での「バッシング」や接客は、主にホールスタッフの仕事です。飲食店.comの調査によるとアルバイトのホールスタッフ平均時給は、東京が1,170円、大阪が1,066円でした。(調査期間:2021年7月2日~2022年7月7日、7月8日現在)
なお、雇用形態や呼称に関係なく労働者に適応される全国の最低賃金の基準は、東京が1,041円と最も高く、高知県と沖縄県が820円と最も低くなっています。(2022年7月現在)
文/編集・dメニューマネー編集部
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