日本へ帰国する時のルールが緩和され、夏に海外旅行を行く人は昨年よりも多くなると予想されています。コロナ禍を経たことでこれまでとルールが変わった点もあるので、海外旅行を検討している人は注意が必要です。
日本に帰国した時──ワクチン3回接種で隔離は不要
現在、ワクチン接種を3回受けている人は、主要な国からの帰国した後、自宅や施設で隔離する必要がありません。ワクチン接種などの条件を満たせば、空港でのPCR検査も不要です。
このように、日本に帰国する際のルールは緩和されました。
日本から出国する時──ワクチン証明書や渡航前のPCR検査が必要な場合も
出国する際のルールも以前と変わっています。各国がコロナ対策として入国要件を設定しており、ワクチン接種の証明書やPCR検査が必要な場合があるのです。
たとえば韓国では、ワクチン接種の証明書と入国前48時間以内のPCR検査が必要です。
国内でPCR検査をして陰性証明書を発行するには、多くの場合で1万円以上の費用がかかり、検査が予約制となっている場合が多いため、早めに準備しておく必要があります。
国によってルールが違い、アメリカなどはワクチン接種の証明書は必要で、入国前のPCR検査は不要です。ベトナムなどはワクチン接種の証明書、入国前のPCR検査が両方とも要りません。各国の対応は様々です。
旅行前に各国のルールを確認して、ワクチン接種の証明書やPCR検査の証明書が必要であれば、早めに準備するといいでしょう。
海外旅行保険の加入を入国の条件にしている国もある
海外からの旅行客に、海外旅行保険を必須としている国もあります。
たとえばベトナムは、入国にはワクチン接種の証明書やPCR検査は要らないと紹介しましたが、新型コロナウイルスに対応している1万ドル(約135万円)以上の保険に入っていることが必要です。
海外旅行保険は、通常は1日あたり数百円程度で加入できます。クレジットカードに海外旅行保険が付帯している場合もあるので、手持ちのクレカを確認してみましょうす。
コロナ禍を経て海外渡航・入出国のルールが以前と変わっています。今後も状況によって変わる可能性があるので、旅行に行く際にしっかりと確認しましょう。
文/編集・dメニューマネー編集部
(2022年7月10日公開記事)
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