「円高」と「円安」はどう違う?

2022/09/12 10:55

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円安の加速がニュースで取り上げられていますが、意外とまぎらわしいのが「円高」と「円安」。過去最大の円高は1ドルあたり75円台(2011年10月31日)とされています。そして、2022年7月11日には、一時1ドル137円台前半まで円安が進み、約24年ぶりに円安水準を更新しました。 もう一度基本をおさらいしておきたい「円高

円安の加速がニュースで取り上げられていますが、意外とまぎらわしいのが「円高」と「円安」。過去最大の円高は1ドルあたり75円台(2011年10月31日)とされています。そして、2022年7月11日には、一時1ドル137円台前半まで円安が進み、約24年ぶりに円安水準を更新しました。

もう一度基本をおさらいしておきたい「円高」と「円安」ですが、どのように違うか分かりますか?

為替相場のなかで日本円の価値が上下するためレートが変わる

「円高」とは、外貨に対して円の価値が高いことです。価値が高ければ少ない金額で外貨と交換することができます。つまり、1米ドルのレートが130円よりも、120円、110円、100円…となったときのほうが「円高」だと言えます。

一方、「円安」とは、外貨に対して円の価値が低いことです。円高とは反対で、外貨を獲得するのに多くの円を必要とします。これは、海外の物を購入する場合も同じです。

例えば、アメリカで500ドルの鞄を購入する場合、1ドル100円のときは日本円で5万円です。ところが、円安傾向で1ドル140円になると500×140で7万円になってしまいます。

逆に考えるとアメリカにとっては日本製品が安く買えることになります。そのため「円安」のときは輸出が好調になります。

解答:「円高と円安」の違いとは……

「円高」とは外貨に対して円の価値が高いことで、「円安」とは円の価値が低いことです。為替相場は需要と供給の関係で変動します。

文/編集・dメニューマネー編集部

(2022年7月12日公開記事)

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