株式会社インテージは2022年1月から5月の小売店販売データをもとに、前年同期比の売上ランキングを発表しました。2021年前半と言えば、新型コロナウイルスのワクチン接種が医療従事者からスタートしたタイミングです。
当時、消費が落ち込んでいたものがゆるやかに回復したり、健康を気遣う商品にさらなる注目が集まったり変化がありました。22年上半期売れたもの、前年同期比で最も売上が伸びたのは次のうちどれでしょうか?
(1)乳酸菌飲料
(2)オートミール
(3)検査薬
商品の売上データはライフスタイルをダイレクトに反映する
正解は、(2)オートミールです。
コロナ禍により人々の日常生活は大きく変化しました。在宅時間の増加とともに体重まで増えてしまったこともその一つです。また、外食に代わるフードデリバリーやテイクアウト食のほか、手軽に自炊ができる食材が求められました。
オートミールは水と一緒に容器に入れ、電子レンジで少々加熱するとふやけて食べやすくなります。ご飯のように米を研いで、浸して、炊くという手間がありません。
また、オートミールには低カロリーで栄養価が高いという特長もあります。ユーチューバーがオートミールダイエットで成功事例を発信したことでもブームに火が付きました。
選択肢の(1)乳酸菌飲料は第9位にランクイン。株式会社ヤクルト本社 <2267> の商品「ヤクルト1000」は今年大ブームを巻き起こし品薄の状態が続いています。ストレス緩和や睡眠の質を向上させる効果を謳う機能性表示食品で、芸能人が紹介してトレンドになりました。
選択肢(3)の検査薬は第2位でした。以前は病院で受けていた新型コロナウイルス感染症の検査も、自分でキットを購入して手軽にできるようになったことが要因と考えられます。
文/編集・dメニューマネー編集部
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