旅行業界で使われる「トケ」って何?──【ビジネス・業界用語】

2022/09/18 10:55

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旅行代金の割引や地域クーポンがもらえる“全国旅行支援”。新型コロナの感染者が再び増加していることから、開始時期の延期が発表されました。同時に、Go Toトラベルの代替案であり、都道府県が実施している“県民割”は、2022年8月末まで延長するそうです。 旅行業界には「トケ」という不思議な言葉が使われることがあります。『修

旅行代金の割引や地域クーポンがもらえる“全国旅行支援”。新型コロナの感染者が再び増加していることから、開始時期の延期が発表されました。同時に、Go Toトラベルの代替案であり、都道府県が実施している“県民割”は、2022年8月末まで延長するそうです。

旅行業界には「トケ」という不思議な言葉が使われることがあります。『修学旅行がトケになった』『トケ料が○○円発生した』などと言うようですが、「トケ」という業界用語を知っていますか?

「トケ」の場合は“ハモ”が発生する

「トケ」は、取消しを略した言葉です。取消料は「トケ料」、取り消し待ちは「トケマチ」と呼ばれています。

また「トケ」された場合は、払い戻しが発生しますが、払い戻しは“ハモ”と略されています。

7月前半の実施を目指していた「全国旅行支援」は当面見送る方針

全国を対象とした観光需要喚起策として「全国旅行支援策」の実施が予定されていました。しかし、感染者の増加に伴い、政府は開始時期の延期を発表しています。(2022年7月14日現在)

延期に伴い、当初7月14日の宿泊分までとしていた県民割が、8月末まで延長されることになりました。

県民割とは、都道府県ごとに開催されている地域観光事業支援です。2021年4月に始まった当初は、在住県内の旅行のみが割引対象でしたが、現在は全国を6つのブロック分け、ブロック内に適用範囲を拡大しています。

ブロック内の居住者は、1人1泊5,000円を上限として最大50%旅行代金が割引されます。さらに、飲食店等で使える地域クーポンが最大2,000円分もらえます。利用者する場合は、ワクチン3回目接種証明書、またはPCR検査・抗原検査などの陰性証明書が必要です。

ちなみに全国旅行支援策がスタートすると、1人1泊8,000円を上限として旅行代金の40%が割引となり、地域クーポン券は1人1泊最大3,000円分配布される予定です。

文/編集・dメニューマネー編集部

(2022年7月18日公開記事)

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