外国人は、日本人のお金の習慣を不思議に思うことがある。海外から来た人が驚く、日本人のお金の習慣にはどのようなものがあるのだろうか。
1 お礼のチップを断られる
アメリカやイギリスなど、チップを渡す文化がある国は多い。そのため、日本の飲食店でお礼のチップを断られると、驚いたりショックを受けたりする人がいる。
テーブルにチップを置いて帰ろうとしたら、忘れ物だと思ったお店のスタッフが渡しに来ることもあるようだ。
2 仕事の交通費が出る
日本では、社員への福利厚生の一環として交通費が支給され、最近ではアルバイトなど非正規の従業員にも支給されるところが多い。
外国人は、このような待遇に驚く。交通費が出ないことが当たり前の国が多く、職場から遠いところに住んでいると、交通費の面で損をしてしまう可能性もあるからだ。
3 クレジットカードや電子マネーを使えない店が多い
海外では、キャッシュレス決済が常識となっている国が多い。便利だから使うという人もいれば、海外ではスリに遭う可能性が比較的高いが、クレジットカードであれば不正利用されても補償されるため、現金の代わりに持ち歩く人もいる。
日本ではキャッシュレス決済が少しずつ浸透しているとはいえ、クレジットカードや電子マネーの使えない店がまだ多いことに外国人は驚く。
4 頼んでいないのに「お通し代」がかかる
お酒を提供する飲食店で「お通し」が提供され、代金にお通し代が含まれることに驚く人も多い。
外国人からお通しについて質問された時に、店員がうまく説明できないことがあり、ぼったくりの一種と感じる人もいるという。
日本人が海外に行って驚くことがあるように、海外から来た人も驚くことは多いようだ。少し意識するだけで、外国人観光客への理解が深まるかもしれない。
文・廣瀬優香(フリーライター)
編集・dメニューマネー編集部
(2022年7月24日公開記事)
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