鉄道業界で使われる業界用語「ウヤ」の意味知ってる?──【ビジネス・業界用語】

2022/09/26 10:55

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通勤・通学などの移動手段として、日々の生活に欠かすことができない鉄道。鉄道に乗ったり、走っている列車を撮影したりする鉄道ファンの姿もよく見かけます。鉄道を運行している鉄道会社には、さまざまな業界用語が存在するようですが、その中の一つに「ウヤ」という言葉があります。『台風の影響で新幹線はウヤの可能性がある』などと使われて

通勤・通学などの移動手段として、日々の生活に欠かすことができない鉄道。鉄道に乗ったり、走っている列車を撮影したりする鉄道ファンの姿もよく見かけます。鉄道を運行している鉄道会社には、さまざまな業界用語が存在するようですが、その中の一つに「ウヤ」という言葉があります。『台風の影響で新幹線はウヤの可能性がある』などと使われていますが、この業界用語知っていますか?

「ウヤ」は鉄道業界以外でも使われる

「ウヤ」とは、列車や路線の運休を指します。旧国鉄時代から使われている言葉で、運(ウン)休(ヤスミ)の1文字ずつを取って「ウヤ」と略していいます。鉄道ファンたちが『今日の撮影はウヤ』のように使うこともあります。

鉄道開通当時の運賃は「上等」で1円12銭5厘

1872年10月14日に、日本で初めて新橋~横浜間を走る鉄道が開通しました。運賃は、3等級に分かれていて、「上等」は1円12銭5厘、「中等」は75銭、「下等」は37銭5厘でした。ちなみに、現在は、JRを利用した場合の同区間の運賃は片道480円前後です。

2022年は鉄道開通から150年目

2022年は、鉄道開通から150年の節目の年です。1994年より10月14日を“鉄道の日”と定めて、鉄道事業者、関係団体、国などが実行委員となり、毎年全国各地でイベントを行なっています。

イベントでは、鉄道愛好者、鉄道利用者などから寄せられた鉄道に関する俳句、写真の展示や作品優秀者の表彰、音楽のコンサートなどが行われます。2018年の東京・日比谷公園で行われた「第25回鉄道フェスティバル」には、約15万人が訪れるほど、人気のイベントですが、2022年は、新型コロナウイルス感染拡大から開催は検討中となっています。

文/編集・dメニューマネー編集部

(2022年7月26日公開記事)

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