「低い金利でお金を借りる」カードローン・フリーローンより金利が低い目的別ローンを

2022/09/27 10:25

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ローンは「何に使うお金か」によって金利が異なり、たとえば住宅ローンや教育ローンなどは、その名の通り、住宅取得費や教育費に使うことが決められた「目的別ローン」で、フリーローンやカードローンよりも金利が安く抑えられています。 目的別ローンには、この2つ以外にもいくつもあります。お金を借りる目的によっては、フリーローン 、カ

ローンは「何に使うお金か」によって金利が異なり、たとえば住宅ローンや教育ローンなどは、その名の通り、住宅取得費や教育費に使うことが決められた「目的別ローン」で、フリーローンやカードローンよりも金利が安く抑えられています。

目的別ローンには、この2つ以外にもいくつもあります。お金を借りる目的によっては、フリーローン 、カードローンよりこの目的別ローンを検討すると安く借りられるかもしれません。

代表的な目的別ローンは?カードローン・フリーローンよりどれくらい低金利?

目的別ローンには、上に挙げた住宅、教育のほかに、自動車ローンやリフォームローンなどがあります。

カードローンやフリーローンの金利が、10%を超えることも珍しくない中で、住宅ローンなど最優遇金利は1%を切っていますし、リフォームローンも1〜2%程度で借りられます。自動車ローンも同じ程度です。

カードローンやフリーローンは、何に使うか限定されていない反面、金利は高めですが、目的別ローンはこの逆。使途は決められていますが金利は抑えられています。

目的別ローンにはこれらのほかにどんなものがあるのでしょうか。

美容に使える!大垣共立銀行の「Bi−sket(ビスケット)」

大垣共立銀行 <8361> の「Bi−sket(ビスケット)」は、美容関連に使える女性専用ローンです。美容整形やエステに使えるのはもちろん、美容器具や化粧品、サプリメント購入にも使えます。

借り入れできるのは10~200万円まで、金利は変動型で年2回、4月と10月に見直しが行われます。2022年7月19日現在の金利は年5.975%と、こちらも低めになっています。

法科大学院生だけが使える!「法科大学院生専用ローン」

第一勧業信用組合の「法科大学院生専用ローン」は、教育ローンの一種ですが、法律を扱う専門職を養成する「法科大学院」の学生のみが契約できます。

借り入れできるのは600万円以下で、金利はみずほ銀行の長期プライムレートの+2.5%を基準とし、安定収入や連帯保証人の有無など条件により異なります(年1回見直しされる変動金利)。

たとえば、本人に安定収入がなくても充分に保証能力がある連帯保証人がいれば金利は2.5%、安定収入も連帯保証人もない場合は金利が6.5%となります。また司法試験に合格すれば初期利率よりさらに1.0%金利が下がります。

司法試験の合格までは利息のみの支払いで、本格的な返済スタートは合格後です。

現在このローンを利用できるのは、東京大学・駒澤大学・上智大学・中央大学・筑波大学の5大学で、今後東京地区の各大学と提携を進める予定です。

このほかにも、釣り好きの人のためのローンや、インテリアを充実させるためのローン商品を用意している銀行もあります。

銀行も稼ぐのが難しい時代、あらゆるローンを用意して、あの手この手で借り手を探そうとしているのかもしれません。

金利は返済金額に大きく関わります。フリーローンやカードローンに飛びつくのではなく、自分に合う目的別ローンがないか探してみてはいかがでしょうか。

文・山田千景(ライター)
編集・dメニューマネー編集部

(2022年7月27日公開記事)

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