経済に多大な影響を与える「インフレ」や「ハイパーインフレ」。2つのインフレはレベルがまったく違います。 物価も賃金も上がりにくいとされてきた日本ですが、インフレが拡大していく可能性もありえるため、対策を考えておきたいところです。「インフレ」と「ハイパーインフレ」、どう違うか分かりますか? 分散投資でインフレ、ハイパーイ
経済に多大な影響を与える「インフレ」や「ハイパーインフレ」。2つのインフレはレベルがまったく違います。
物価も賃金も上がりにくいとされてきた日本ですが、インフレが拡大していく可能性もありえるため、対策を考えておきたいところです。「インフレ」と「ハイパーインフレ」、どう違うか分かりますか?
分散投資でインフレ、ハイパーインフレのリスクに備える
「インフレ」とは、物の値段が上昇することです。相対的にお金の価値は下がりますが、賃金も増えて消費が活発ならば、経済が健全に発展していることになります。日銀でも物価安定の目標として物価上昇率2%と定めています。
また、インフレ時は経済活動が好調になるため、株価も上昇する傾向があります。株式はインフレに強い資産だと言えます。
一方、「ハイパーインフレ」とは、短期間でインフレが加速し、物の値段が上がり過ぎることです。国際会計基準では、3年間の累計で物価上昇率が100%以上になるものをハイパーインフレと呼びます。ハイパーインフレは、一度発生するとコントロールが難しい状態になります。
ハイパーインフレになると、お金の価値は大暴落します。日本円の貯蓄額は目減りすることになるので、お金を外貨で持つことも一つの対策になります。
解答:「インフレとハイパーインフレ」の違いとは……
「インフレ」とは物価が上昇することで、「ハイパーインフレ」とは極端に物価が上がってしまい、お金の価値が大暴落する現象です。
文/編集・dメニューマネー編集部
(2022年7月28日公開記事)
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