「一般NISA」と「つみたてNISA」「ジュニアNISA」はどう違う?

2022/09/30 16:55

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2014年に「一般NISA」が登場してから、2016年には「ジュニアNISA」が、2018年には「つみたてNISA」がスタートしました。さらに2024年には制度が変わることになっています。 「将来のために投資もやっておかなければ」と思いながら、面倒に感じている人もいるかもしれませんが、「一般NISA・つみたてNISA・

2014年に「一般NISA」が登場してから、2016年には「ジュニアNISA」が、2018年には「つみたてNISA」がスタートしました。さらに2024年には制度が変わることになっています。

「将来のために投資もやっておかなければ」と思いながら、面倒に感じている人もいるかもしれませんが、「一般NISAつみたてNISAジュニアNISA」、3つの違いが分かりますか?

成年年齢の引き下げや2024年の制度変更に注意しておきたい

「一般NISA」とは、個人投資家のための税制優遇制度です。通常の資産運用は利益に対して税金がかかりますが、一般NISAで運用すれば最長5年間、年間120万円まで非課税になります。

一般NISAは2024年から制度が変わります。新制度の年間非課税枠は合計122万円で、金融庁の基準を満たした一定の投資信託の上限が20万円、株式や投資信託などの購入上限が102万円という内訳になります。

つみたてNISA」とは、最長20年間、年間40万円までが非課税になる制度で、投資信託を毎月積み立てて運用します。つみたてNISAの制度は特に変更の予定がありません。20年間じっくり積み立てていけば最大800万円を非課税で投資できます。

ジュニアNISA」とは、未成年が利用できるNISAです。成年年齢が18歳に引き下げられたため、2023年1月1日以降は0歳から17歳までがジュニアNISAを利用できます。最長5年間、年間80万円までが非課税枠です。

ところが、ジュニアNISAは2023年で廃止されることが決まっています。2024年以降まだ保有期間が残っている場合、新たな非課税投資枠へ移管をすれば非課税で運用を続けられます。もちろん、新たな購入はできません。

なお、現行のジュニアNISAは口座開設者が18歳になるまで払い出しできませんが、2024年以降は年齢に関係なく非課税で払い出しができます。

解答:「一般NISA」「つみたてNISA」「ジュニアNISA」の違いとは……

NISAは個人投資家向けの税制優遇制度で、それぞれ非課税投資枠および期間が異なります。「一般NISA」は年間120万年まで5年間、「つみたてNISA」は年間40万円まで20年間、「ジュニアNISA」は年間80万円まで5年間です。

ただし、2024年に一般NISAの制度は新しくなり、ジュニアNISAは廃止されます。

文/編集・dメニューマネー編集部

(2022年7月30日公開記事)

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