公的な年金制度とはまったく異なる「変額年金」や「定額年金」。どちらも任意で加入する個人年金保険です。

将来、公的年金だけで暮らすことに不安がある場合は、早めの対策が必要です。ところが年金と呼ばれるものには企業年金やiDeCo、個人年金保険など多くの種類があり悩ましいところです。

「変額年金」と「定額年金」、2つの違いが分かりますか？

変額年金に加入するなら最低保証があるかどうかを確認すること

「変額年金」とは、払い込んだ保険料の運用実績に応じて将来の受取金額が変動する年金保険です。年金支給開始の年齢になると、基本年金額に変動年金額をプラスした金額が給付されます。基本年金額の最低保証があるかどうかは、商品によって異なります。

一方、「定額年金」とは、契約時に将来の受取金額が決まっている年金保険です。定められた利率で運用が行われ、払い込んだ保険料の総額を上回る年金を受け取ることができます。

どちらの年金保険も、運用期間中に契約者が死亡した場合は、死亡保険金として払い込み済み保険料と同等程度の額が支払われます。途中解約した場合は払い込み済みの保険料を下回る場合がほとんどです。払い込み方法は一時金払、年払、半年払、月払などがあります。

解答：「変額年金と定額年金」の違いとは……

「変額年金」とは将来の受取金額が変動する年金保険で、「定額年金」とは契約時に将来の受取金額が定められている年金保険です。

文/編集・dメニューマネー編集部

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