節約のように見えて、実は浪費になっていることがある。あなたが取り入れている節約術は、本当に効果のあるものだろうか?余計な出費につながる4つの行為を紹介する。
1 節約グッズを購入する
100円ショップなどにはたくさんの節約グッズがあり、ついつい買ってしまう人もいるだろう。
しかし、節約グッズを買いさえすれば支出を抑えられるわけではない。買っても使う回数が少なければ、浪費になってしまう。
節約グッズを買う際は、購入費用に見合った効果が得られるかどうか考えよう。
2 「安いから」という理由で買いだめする
「安いから」という理由で、賞味期限間近の割引食品や、セール中の日用品を買いだめするのはよくない。
賞味期限に間に合わずに廃棄したり、手の届きにくいところにしまい込んで忘れてしまったりすると、買わないほうが安く済んだことになる。
安いものを買って節約することは間違っていない。ただ、必要な量以上は買わないよう、ストック量や1ヵ月あたりの予算を決めておいたほうがよいだろう。
3 雑誌や日用品を定期購入する
「その都度買うより割安になる」といった理由で、雑誌や日用品、健康食品などを定期購入している人もいるだろう。
商品が届くたびにしっかり利用していれば問題ない。しかし、まったく利用していない、たまにしか利用しない、というのであれば無駄遣いになってしまう。
定期購入する場合は、利用頻度を基準にして本当に必要かどうかチェックしよう。
4 手元に現金を置かないようにしている
手元に現金があるとついつい使ってしまうから、できるだけ手元に置かないという人も要注意だ。
これは節約できているように感じるが、現金が必要になるたびにATMに行き、何かあったときのために少し多めに引き出すという行為を繰り返せば浪費につながる。
節約のコツは、ATMと距離をとることだ。1ヵ月に使う予算やATMに行く回数を決め、予算内で計画的に使うようにしよう。
「本当に節約になるか」を考えた上で行動を
世の中にはあらゆる節約術があるが、とにかくやればよいというものではない。間違った節約術を続けると、お金を貯めるどころか浪費につながる。
「本当に節約になるか」を考えた上で、自分に合った正しいものだけ取り入れることを心がけよう。
文・廣瀬優香(フリーライター)
編集・dメニューマネー編集部
(2022年7月29日公開記事)
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