三越伊勢丹HD <3099> など大手百貨店3社の売上速報(2022年8月1日)によると、7月は6月同様、前年同月を上回る好調な結果となりました。これは、外出機会の増加による来客数の増加、猛暑による関連商品の売上が伸びたことなどが影響しているようです。
百貨店内ではさまざまな業界用語が使われています。中でも「川中様」とはある要注意人物を指す業界用語です。どんな意味か知っていますか?
百貨店の業界用語は百貨店ごとに違う
「川中様」とは、万引き犯を表す言葉の代表例です。“何も買わなかったお客様”というフレーズが変化したなど、由来は諸説あります。百貨店で使われている業界用語は、百貨店ごとに異なる場合が多く、万引き犯や不審者を“赤井さん”や“金印”と呼ぶところもあるようです。
百貨店では、売り場の雰囲気や高級感を大事にしているため、BGMが流れていますが、BGMにも、隠された意味があります。例えば、雨の降り始めを知らせるために、雨にちなんだ曲を流す百貨店もあるそうです。この曲が流れると、スタッフは傘袋や傘立ての準備や購入後の商品に雨よけのビニールをかけるといったサービスを行います。
大手百貨店の2022年7月売上高は増加
三越伊勢丹HD <3099> 、J.フロントリテイリング <3086> 、高島屋 <8233> など、大手百貨店の7月売上高速報によると、三越伊勢丹HD14.6%、大丸松坂屋百貨店12.5%、高島屋10.6%と、いずれも前年同月を大きく上回る伸び率となりました。首都圏は梅雨の期間が短く外出の機会が増加したこと、猛暑により関連商品の消費が好調だったことなどが影響したようです。
文/編集・dメニューマネー編集部
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