お金持ちには「お金をたくさん使っている」イメージがあるかもしれませんが、実は多くの富裕層は倹約家でお金が貯まる習慣を自然と身に付けています。富裕層の生活習慣を日常に取り入れ、無理せずお金が貯まる「貯蓄体質」を目指しましょう。
しない習慣1 予定にない外食
予定外の外食が多いと、出費がかさむ原因になるため、富裕層は、予定にない、突発的な外食をしません。
たとえば「今日は疲れたから」と家族で外食する。付き合いやその場のノリで飲み会に行く。こういったことが重なると、たとえ数回でも簡単に1万円を超える出費になります。
富裕層の多くは、付き合う価値のある人間と前もって予定を決めて外食します。そのほうが、かけたお金に対する満足度が高くなることを知っているからです。
高級レストランなどは頻度が少なければ外食費は意外とかさみません。外食の予定は前もって決めておき、支出をコントロールしながら満足度を高めましょう。
しない習慣2 高い普段着を買う
富裕層の多くは、常に高級ブランドの服を普段着として身にまとっている訳ではありません。普段着は機能性重視で選ぶので、ユニクロなどファストファッションを好む人もたくさんいます。
高級な服は、会食やパーティー、祝いの席など、ここぞという時だけ着て長く着られるよう大切に手入れしています。メリハリをつけることで、服飾費を抑えられるとともに、モノを大切にする習慣も身につきます。
シーズンごとに流行りの服を買い足すのではなく、着用シーンをイメージしながら、自分に本当に似合う服を選んで買いましょう。
しない習慣3 ウィンドウショッピング
ウィンドウショッピングや寄り道は、お金の無駄だけでなく時間の無駄にもつながるので、富裕層はあまりしません。
富裕層は、あらかじめ何を買うのか目的を決め、効率的に買い物をします。そうすれば、お金も時間も有効活用でき、衝動買いによる後悔も防げます。
新商品を見てイメージをふくらませるのは楽しいものですが、ウィンドウショッピングをしなくても、SNSや雑誌を見て楽しむこともできます。買いたくなったら「お気に入り」に追加し、一週間など期間をあけて買うようにすれば通販での衝動買いも防げます。
文・木崎 涼(ファイナンシャル・プランナー)
編集・dメニューマネー編集部
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