掃除嫌いな人の世帯年収は、掃除好きの人と比べ83万円低い──。そんなデータがあります(ダスキン <4665> 調べ)。また、世帯貯蓄額にも55万円の差があるそうです。どうして掃除嫌いだと、お金の面でこんなに差がついてしまうのでしょうか。
貯まらない習慣その1 時間があっても身の回りの整理整頓をしない
貯金と掃除は、現状を正確に把握し、買うべきものとそうでない物を見極めなくてはならないという点でよく似ています。
コロナ禍で在宅時間が増え、身の回りの整理をする絶好のチャンスなのに、掃除嫌いの人はコロナ禍以降もそれまでと変わらず、自宅にモノがあふれた状態のままで暮らしている人が多いそうです。
時間はあるのに、最近掃除や片づけをしていないな……という自覚のある人は、ぜひ小さな場所から整理してみては。
貯まらない習慣その2 感覚的にモノを選んでいる
日用品などを購入する際、掃除が得意な人は客観的な基準──「長く使えるもの」「品質の良いもの」──を重視するのに対し、掃除が苦手な人が重視するのは感覚的なポイント──たとえば「安心できるもの」──だそうです。
安心して使えるかどうかは確かに大切ですが、感覚だけでなく品質や機能性もチェックしたいところ。「こっちを選んでおけば何となく安心できそう」というような、感覚でお金を使うのではなく、しっかりとした根拠のもとでお金を使うようにしましょう。
貯まらない習慣その3 健康・美容を意識していない
最後は、健康や美容に対する意識の差。一見掃除とは関係なさそうに感じられますが、掃除嫌いの人は掃除好きの人に比べて健康に自信がなく、爪の手入れなどもあまり行わないそうです。
身の回りに対する美意識の差が反映されているとも考えられますが、散らかった部屋は雑念が生じやすく、メンタルに影響するという意見もあります。疲れを癒す場所である自宅で余計に疲れてしまっては、本末転倒です。健康で「貯まる」生活を始めるためにも、少しずつ健康に気を配り、整理整頓を始めてみると良いのではないでしょうか。
文/編集・dメニューマネー編集部
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