銀行員は業務の性質上、さまざまな人のお金の動きを見ているが、貯金1000万円を達成した人にはある共通点があるという。1000万円貯めた人は共通してある節約術を日常生活に取り入れている。その逆で、彼らが絶対にやらないこともあるという。1000万円の貯金を達成した人の行動をマネて、お金持ちを目指してみてはいかがだろうか?
銀行員は見た!1000万円貯蓄する人がやっていた節約術
20代~30代で1000万円を貯めるのは簡単ではない。特に収入が限られている会社員は、「絶対に貯める」という強い気持ちが必要だ。1000万円貯めた堅実な人はどのような節約術を取り入れていたのだろうか?
交際費の調整
着実に貯蓄を増やしていた人は、「月に交際費は○円まで」などあらかじめ決めておき、必要最低限に留めるようにしている。
ボーナスは基本的に貯蓄
ボーナスは基本的に貯蓄に回すと、貯蓄が増えやすくなる。堅実な人は、ボーナスが支給されてもほとんどを貯蓄にしていた。
ご褒美的に一定額は自分の好きに使うと決めて、その他は無駄遣いせずに貯蓄する。そうすれば数十万円単位で一気に貯蓄を増やせる。
ただし、ボーナスは、所属する企業の業績や景気などの外部環境により金額が変わる。
コロナの影響でボーナスがなくなったというケースもあるようだ。ボーナスだけに頼るのは危険ということは理解しておきたい。
貯金1000万円を達成する人が「絶対にやらない」こと
多くの人にとって、「貯金1000万円」は一つの目標ではないだろうか。貯金1000万円を必ず達成できる方法はないが、その貯金1000万円達成者の行動を分析することで、「こうすると成功確率が下がる」という共通項は挙げることはできる。貯金1000万円を達成する人が絶対にやらないことにはどのようなものがあるのだろうか?
固定費に無頓着
1番の支出管理に連動する話だが、貯金上手な人のなかに、固定費に無頓着な人はいない。
固定費とは毎月の支出が決まっているもので、家賃や水道代、電気代、ガス代、スマホ通信費、Wi-Fi代、保険料、その他サブスクサービスなどが挙げられる。
固定費は生活しているだけで発生してしまう支出だ。
当然、固定費が高いと貯金ははかどらない。
1番の支出管理とセットで、余計な固定費を削減していきたい。固定費の削減効果はその後ずっと続くので、長い目で見たら大きな差を生む。
天引き貯蓄をしていない
一般的な収入で貯金1000万円を達成した人は天引き貯蓄(先取り貯蓄)を行なっている。
天引き貯蓄とは、お給料が入ったら一定金額を先に貯金してしまい、残りのお金で生活することだ。
たとえば、手取り収入20万円のうち2万円を天引き貯蓄し、18万円で生活するといったイメージだ。
天引き貯蓄先は、簡単には解約できない口座だとさらに効果的といえよう。
「生活して残った分を貯蓄に回そう」という後取り貯蓄だと、効率的に貯金するのは極めて難しい。
手元に自由に使えるお金があると、どうしても気持ちが大きくなって使い込んでしまうものだ。
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貯金1000万円を達成する人が「絶対にやらない」4つのこと
文/編集・dメニューマネー編集部
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