お金持ちたちは、出費の大小関係なしに、あらゆるところで節約を心がけている。どんなことを意識すれば、貯金体質になれるのだろうか?お金持ちたちの考え方をのぞいてみよう。
「お金の貯まる」の考え方──お金持ちは意識しないでやっている
「お金が貯まらない」と悩んでいるなら、いろんな貯蓄方法を実践する前に考え方を変えてみよう。お金持ちの考え方を身につければ、努力したり意識したりしなくても自然とお金が貯まるようになる。
買う前に本当に必要か考える
欲しいと思ってもすぐに買わず、1週間待とう。
時間をあけて本当に必要かどうか考えるだけで、無駄遣いを減らせる。特に、気晴らしや見栄のために買おうとしていないか注意してみよう。
人のための出費は惜しまない
プレゼント代や交際費など、自分の大切な人のためにお金を使おう。いつか使ったお金以上の価値が、自分に返ってくるはずだ。
お金は働かせて使う
お金をすぐに使うのではなく、投資で増やしてから使いたい。
「投資=お金を働かせる」という意識を持つと、お金が増え続ける良いサイクルが生まれる。
富裕層が節約する「意外なモノ」
本当の富裕層の見た目は意外と地味だという。また、お金の使い方も意外と地味で、周囲に「ケチ」と呼ばれるほどの節約家も少なくない。その実例として、多くの富裕層が節約する意外なものを見てみよう。
ATM手数料
富裕層は1円でもムダなお金を払うことを嫌う。その一つがATM手数料だ。特に時間外のATM入出金手数料の節約は徹底している。
たとえば、
・平日日中の手数料がかからない銀行でATM入出金を行う
・手数料が発生する時間帯(夜間や休日など)にはATMを絶対利用しない
・現金の使用およびATM入出金回数を最小限にとどめる
などは富裕層には当然の行動だ。
ATM使用1回あたりの手数料は110円~330円の少額だが、それが累積すれば大きな金額を失う。
それをよく理解している富裕層は、本来払う必要のないムダなATM手数料を徹底的に節約する。
コーヒーショップの飲み物代(ラテマネー)
「ラテマネー」と呼ばれるコーヒーショップの飲み物代も、極力節約するのが富裕層だ。
たまにコーヒーショップに足を運ぶことはあっても、決してそれを常態化させることはない。
1回あたりの「ラテマネー」はコンビニでも最安で110円、コーヒーショップチェーンは最安300円前後だ。
少し飲み物のグレードを上げれば「ラテマネー」が500円を超える場合もあり、1回でも地味に痛い支出となる。
そのような支出を繰り返せば、家計を圧迫するレベルの大きな支出になってしまう。
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銀行員は見た!富裕層が節約する4つの「意外なモノ」とは?
文/編集・dメニューマネー編集部
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