「お金」について考える際にはぜひ観ておきたい映画として、NTTドコモの動画配信サービス「dTV」で配信中の4作品を紹介。3作目は邦画から。

3作目「殿、利息でござる！」──藩から「利息」を巻き上げる庶民

実話をもとにした時代劇。江戸時代の中期、仙台藩では財政が厳しい状態が続いており、小さな宿場町・吉岡宿も困窮していた。そんなときに立ち上がったのが、宿場町の庶民たちだ。

宿場町の立て直しのため、庶民たちは自分たちで集めたお金を藩に貸し付け、利息を巻き上げる計画を立てた。そして利息で宿場町の復興を成し遂げようとする。現代に生きる人であれば誰でもなじみ深い「利息」について、改めて考えさせられる作品だ。

利息と利子の違い、分かりますか？

なお「利息」と「利子」という言い方があるが、「利息」は「お金を貸した側が、受け取るお金」。「利子」は「借りる側が、貸した側に元本に上乗せして支払うお金」のことだ。

2016年作品／日本
監督：中村義洋
出演：阿部サダヲ、瑛太、妻夫木聡、竹内結子　ほか

https://pc.video.dmkt-sp.jp/ti/10015811

文・岡本一道（経済ジャーナリスト）
編集・dメニューマネー編集部
画像・(C) 2016 「殿、利息でござる！」製作委員会

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