ビットコインやイーサリアムなど「暗号資産」に投資している人を対象にしたアンケートで運用額を聞いたところ、20万円未満が48.5%と、およそ半数が20万円未満の投資にとどめていることが分かった。
このほか、50万円未満(20万円未満も含む)の割合は64%。10万円未満が35.3%、1万円未満は13%だった。50万円以上を見ると、50万円〜100万円未満が14%、100万円〜500万円未満が10.6%となっている。
人気の上位5通貨は ビットコイン、イーサリアムと何?
調査は、ファンドの組成や運営などを行っている金融商品取引業者・JSKパートナーズが全国の投資家1029人を対象に行ったもの。
「暗号資産に投資しているか」を聞いた質問では、「現在運用している」が32.4%、「運用したことはあるが半年以上運用していない」が13.4%で、およそ半数が運用したことがないという結果に。投資家を対象にした調査ですら半数が未経験と結果からは、暗号資産投資がまだ普及していない実態が浮かび上がる。
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「運用している(していた)暗号資産」についてはビットコインが最も多く77%。つづいてイーサリアム(23.8%)、リップル(17.7%)、ビットコインキャッシュ(16.4%)、ライトコイン(13.2%)と順当な結果だった。
「購入後、半値に?」投資で大失敗したエピソード
調査ではまた、暗号資産投資の経験者に「暗号資産の運用で大失敗したエピソード」を聞いている。
そこであがった回答としては次のようなものだった。
「値上がりと値下がり幅が大きいので売る時期を逃してしまうことが多い」(30代/会社員/東京都)
「「日々のチェックの甘さと価値の大幅な下落のため損失した」(50代/会社員/岩手県)
「最初は利益が出ていたが、大きな金額を投資した途端にコロナショックになってしまった」(50代/会社員/大阪府)
「購入後価値が半分になった」(50代/会社員/神奈川県)
価格変動が激しいことが多くの投資家を悩ませている。投資経験者の多くが投資額を抑えているのも「納得」と言えるのではないだろうか。
文/編集・dメニューマネー編集部
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