うさぎ税・きつね税・犬税……かつて本当にあった税金とは?【経済クイズ】

2021/09/19 12:00

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経済・金融・投資で使われる用語・単語には、読み方が難しいものや、その業界でしか使わない意味が分かりづらいものがたくさんあります。ただ、知識をつけて経済に詳しくなれば、投資も楽しめるようになります。クイズ形式で経済に親しみ、知識をつけましょう。 【経済】かつてあった動物にまつわる税金は、次のうちどれ? ① うさぎ税 ② 

経済・金融・投資で使われる用語・単語には、読み方が難しいものや、その業界でしか使わない意味が分かりづらいものがたくさんあります。ただ、知識をつけて経済に詳しくなれば、投資も楽しめるようになります。クイズ形式で経済に親しみ、知識をつけましょう。

【経済】かつてあった動物にまつわる税金は、次のうちどれ?

① うさぎ税
② きつね税
③ 犬税

“ひっかけ”と思われるかもしれないが……

明治時代、海外から輸入された「うさぎ」は珍しい動物として人気を呼び、人々の間で高い価格で売買されるようになりました。ブームが過熱したため、これを抑えるために「うさぎ税」が導入され、東京では1羽につき毎月1円(現在の価値で約1万円)が課されました。

③の「犬税」も明治時代に導入された税金で、実は昭和50年代まで存在していました。課税方法は府県ごとに異なっており、犬1頭いくらかが一律で決められているケースや、飼育するエリアや飼育する目的によって課税するかどうかや、税率が変わったりするケースもあったそうです。

よって正解は①の「うさぎ税」と③の「犬税」。ちょっとひっかけと思われるかもしれないが、正解は2つありました。

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近年、日本でできた新しい税金

うさぎ税も犬税も現在の日本では存在していませんが、昭和や平成になって新しく導入された税金もあります。例えば「宿泊税」がその1つです。

宿泊税は2002年10月に東京都で初めて導入されました。その後、大阪府や京都市、金沢市などというように、導入が広がっています。2019年からは日本出国の際に一律1,000円を支払う「出国税」(国際観光旅客税)の徴収も始まっています。

現在の日本では犬税はないと説明しましたが、ドイツでは「犬保有税」が存在しており、犬がむやみに飼われることなどを防いでいます。こうした効果があることから、日本でも犬保有税を導入しようという動きがあり、いずれ犬税が復活するかも……?

文・岡本一道(経済ジャーナリスト)
編集・濱田 優(dメニューマネー編集長)

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