「諾威」って読める?
首都はスタートアップのハブとして存在感の高い都市で、ヘリーハンセンの本社もあります。「諾威」ってどこの国でしょうか?
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正解は「ノルウェー」です。「諾威」のほかに「那威」とも書くようです。
ノルウェーというと、養殖サーモンをイメージする人が多いかもしれません。ただ、「ノルウェー発の企業って知ってる?」と聞かれて答えられる人は多くないかもしれません。というのも、ノルウェーは国際的な企業がそう多くないからです。
ノルウェーに本社がある世界的な企業を挙げると、防寒・防水性能の高いスポーツウェアを製造しているアパレルメーカー・ブランドのヘリーハンセンのほか、世界最大の窒素肥料メーカーであるヤラ・インターナショナル、北欧最大級のエネルギー企業・エクイノール(旧スタトイル)、世界最大のサーモン養殖加工会社のモウイなど。
そのほかには、海運会社クヌッツェン・オフショア・タンカーズ、ワレニウス・ウィルヘルムセン、石油掘削のシードリル、スカンジナビア航空、その関連会社であるヴィデロー航空、金融会社DNB、通信企業のテレノールなどもあります。
有名企業は少ないが豊かな国
ただ、ここまで挙げた企業のほとんどは、決して日本で多くの人が知っている名前ではないでしょう。
それでもノルウェーは一人当たりのGDPが世界トップクラスですし、国連開発計画(UNDP)が発表している国民生活の豊かさを示す「人間開発指数(HDI)」の世界ランキング首位の豊かな国です(日本は19位)。
最近では、ノルウェーではインキュベーターやアクセラレータプログラムが活発で、オスロはスタートアップのハブとしての存在感が高まっています。たとえばソフトバンクも出資した、教育系テック企業「Kahoot」、AIを活用したスマートビデオカメラの「Huddly」、リモートワーカーなどに健康保険を提供する「SafetyWing」などがあります。
文/編集・dメニューマネー編集部
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