電気代や食料品など、あらゆる物の値上げが続いており節約している人も多いだろうが、節約をしていいものとそうでないものがある。お金持ちは、支出のバランスをしっかりと把握していて、使うときはお金を使っている。また、過度の節約は周りからケチな人と思われてしまうこともあるので注意したい。ここでは、お金持ちがやらないNG節約術を見てみよう。
富裕層がやらないNG節約術
円安などの影響で、生活必需品が次々と値上がりし、改めて節約を始めている人も多いだろう。そこで参考にしたいのが富裕層の行動だ。彼らは節約する部分としない部分を明確に分けている。富裕層は絶対やらないNG節約術にはどのようなものがあるのだろうか。
特売品だからという理由で購入
特売品だからという理由で、ついつい物品を購入していないだろうか。
安いからと調味料を買いだめ、結局消費期限切れを迎える、といった経験は誰もがやりがちだ。
セールや福袋で入手した服は、愛着がわかずに着ないままいつまでもタンスの肥やしになっているという人もいるだろう。
富裕層は、買い物をする際、長期的な視野で値段に見合う使い方をするかを検討している。
購入時は高くても、価値のあるものや愛着のあるものなら、長期的に見て値段以上の価値がある、と判断するためだ。
このような富裕層の行動を見習うことで、結果的に必要なものにだけお金をかけ、余ったお金を貯蓄や投資に回せるようになる。
自己投資を節約
現在の収入に不満があるなら、自分をブラッシュアップして行く必要がある。
自己投資を節約してしまうと、現状維持のまま何も変わらず、資産形成は難しくなるだろう。
収入を増やしていくためには自己投資が必要だ。
富裕層は自己投資の重要性をよく知っている。
交友関係を広げ、将来明確なビジョンを持って新たな勉強を始めるなど、将来に向けての投資には積極的だ。
周りからケチだと思われるNG節約術
物価の値上がりにより、日々節約に励んでいる人も少なくないだろう。ただし、節約も行き過ぎてしまうと、「どケチ」と認定されてしまうこともある。ケチだと思われてしまうNG節約術を見てみよう。
人のために出費するのを嫌がる
無駄な出費を減らすのが節約の原則だが、お世話になった方へのお礼の品や冠婚葬祭など人のための出費も無駄と感じる人もいる。
感謝のため、お祝いのためなど、ここぞ、というときに惜しまずお金を使えるのは、倹約家の証拠だ。
反対に、誰かのための出費に文句を言ったり、見返りだけを期待したりしていると、どケチ認定されてしまう。
周りを利用して節約しようとする
自分で節約を頑張るのは自由だが、周りを巻き込んでまで節約しようとする図々しい人もいる。
たとえば、おごりのときだけ飲み会に参加する、みんなへのお土産をたくさん持ち帰る、割り勘のときは多く注文するなど、周囲への気遣いができない行動をする人だ。
周囲の痛い視線もなんのその！とにかく払いたくないという意思を貫けるのが、どケチな人の特徴だ。そんな行動を繰り返していると、次第に誘われなくなってしまうかもしれない。
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本人は節約のつもりでも…周りから「どケチ」認定される境界線3つ
文/編集・dメニューマネー編集部
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