古い家電は電気代が高いと言われるが、とはいえ買い替えにはお金がかかる。電気代を節約したいなら、どういう基準で買い替えを考えればいいのだろうか?また、家電のコンセントを差しっぱなしにしていると待機電力がかかることは広く知られているが、待機電力をなくすと、どれくらい節電になるのだろうか?
買い替えが節約になる家電トップ3
電気代の節約をしたいときは、家電の使い方を見直すだけでなく「買い替え」も有効な手段といえよう。10年以上同じ家電を使っている人は、買い替えで電気代を大きく減らせるかもしれない。どんな家電を買い替えると電気代が節約できるのだろうか。
10年前と比べて電気代の削減率が高い家電トップ3
10年前と今を比べて電気代の削減率が特に高い家電を、ランキング形式で3つ見てみよう。
・第3位 エアコン
2011年と2021年のエアコンを比較すると、2021年の製品は消費電力量が約10%減っているので、年間で約2,850円を節約できる。
・第2位 照明機器
以前主流であった白熱電球を電球型LEDランプへ交換すると、消費電力量を約86%減らせるので、年間で約2,880円を節約できる。
・1位 冷蔵庫
2011年と2021年の冷蔵庫(401~450Lサイズ)を比較すると、2021年の製品は消費電力量が約39~46%減っているので、年間で約5,300~7,160円を節約できる計算だ。
消費電力の5%にも達する「待機電力」を抑える方法
6月1日から電力各社で電気代が値上げされたため、節電を考えている人も多いだろう。その一つとして、知らないうちに消費している「待機電力」に注目する方法がある。コンセントを差したままで消費される待機電力は、全消費電力量の約5%にも相当するそうだ(資源エネルギー庁調べ)。
待機電力の消費を抑える3つの工夫
待機電力の消費を抑えるために、使わない家電のコンセントは抜いておこう。電源タップを使ってスイッチのオン・オフを切り替えるのも有効だ。
しかし、待機電力を抑えるために値段の高い電源タップを買ってしまっては、節電の意味がない。
既に持っている電源タップを使えるか確かめるとよいだろう。もし買うなら、いくら節約できるか想定してからにしよう。
また、コンセントの抜き差しが普段の生活に支障をきたさないかどうかも重要だ。特に、前述したガス温水器のコンセントは外にあることが多く、使い終わるたびに外へ出るのは非効率だ。節約できる電気代とかかる手間を比べて検討しよう。
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電気代また値上げ!消費電力の5%にも達する「待機電力」を抑える3つの方法
文/編集・dメニューマネー編集部
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