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50代女性が「一生働くために取りたい」3つの人気資格 時給の目安や合格難易度は?

2023/08/03 10:00

50代になって子育てが終わり時間もできた女性が、仕事に復帰したいと思っても「もう高年齢だし無理かも」「体力もないし」と考えがちだが、資格を取ってバリバリと働いている人も少なくない。 ユーキャンの「50代女性に人気の資格講座ランキング」のトップ3を参考に、長く働ける仕事や資格を探してみよう。 第3位「調剤薬局事務」 合格

50代になって子育てが終わり時間もできた女性が、仕事に復帰したいと思っても「もう高年齢だし無理かも」「体力もないし」と考えがちだが、資格を取ってバリバリと働いている人も少なくない。

ユーキャンの「50代女性に人気の資格講座ランキング」のトップ3を参考に、長く働ける仕事や資格を探してみよう。

第3位「調剤薬局事務」 合格率は9割ほど。3ヵ月くらいで取れる?

「調剤薬局事務」を取った人の主なな仕事は、薬局で保険の確認やレセプト(調剤報酬明細書)作成など。調剤などは薬剤師でないとできないが、薬剤師の資格がなくてもできる業務と考えるとよいだろう。

時給は雇用形態によって異なり、パートやアルバイトは平均800円前後、派遣社員は平均1,500~1,800円前後だ。

資格を取るために必要な期間は、おおむね3ヵ月と言われている。ユーキャンの場合は受講料は3万9,000円(税込)。一般教育訓練給付制度により費用の一部が助成されることもある。

試験はマークシート方式で、合格率は2022年で89.5%とかなり高い。受験料は5,000円。

第2位「介護事務」 試験は毎月行われている

介護事務の仕事は介護施設での事務や受付業務、介護報酬請求の業務、ケアマネジャーのサポートなどだ。実際は資格がなくてもできる仕事だが、資格があるほうが雇用されやすく、時給は雇用形態によるが、パートなら1,000円前後が一般的だ。

「介護事務認定実務者」の資格を取るための通信講座なら、約3ヵ月で受講料は3万9,000円(税込)。

試験はマークシート方式で毎月行われており、教材を見ながら受けられる。合格率は60%から80%とされている。受験料は5,500円(税込)。

第1位「登録販売者」 取るのは大変だが重宝される

登録販売者は、ドラッグストアや薬局で一般用医薬品を販売する専門的な資格を持つ人材だ。取れば第二類・第三類医薬品の販売もできるので、企業から重宝されるだろう。時給は、パートなら900~1,200円で、小売店やドラッグストア、薬局など働く場所によって異なる。

登録販売者試験に合格するには、1日1時間の学習で約1年1ヵ月が目安とされており、通信講座の受講料は4万6,000円(税込)からだ。

試験は年1回、例年8月~12月頃に全国の都道府県で実施され、合格率は40%~50%。受験料は地域によって異なり、東京都は1万3,600円。合格後、登録が必要だ。

このように、50代の女性に人気の資格は、医療や介護に関わるものが多いことが分かる。

人生100年時代といわれることを考えると、身体が動く50代はまだ若い。定年を気にせず長く続けられる仕事につくため、資格の取得にチャレンジするのに遅すぎることはない。

文/編集・dメニューマネー編集部

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