「シニア割」というと、60代や70代の高齢者のためのサービスというイメージがあるかもしれないが、50歳から使えるものもある。たとえば、トイザらス・ベビーザらスでおもちゃが安くなったり、毎月15日限定で割引を受けられたりする。早くからシニア割を使うことに抵抗感を覚えるかもしれないが、せっかくあるなら使うかどうかはともかく、何がどのくらい安くなるかは知っておいて損はないだろう。
毎月15日限定で10%割引──トイザらス・ベビーザらス
トイザらスとベビーザらスには、50歳以上のポイントカード会員が使える「まご割」というサービスがある。
このサービスでは毎月15日限定で、粉ミルクや紙おむつといった一部の商品を除き、おもちゃなどが10%オフで買える。対象商品であれば元の値段にかかわらず割引してもらえるのも嬉しいポイントだ。
まご割は店舗だけでなく、オンラインショップでも使える。
ポイントカード会員になるのに入会金や年会費はかからないので、孫がいる人はもちろん、親戚に小さい子どもがいておもちゃなどを買う機会がある人は、登録しておいてもよいだろう。
夫婦どちらかが50歳以上でチケット1枚あたり1,100円に──イオンシネマ
イオンシネマ(イオン <8267> )には「夫婦50割引」があり、夫婦のどちらかが50歳以上であれば、2人で2,200円のペアチケットが買える。
チケット1枚あたりで考えると1,100円で、通常の大人料金1,800円よりも700円お得になる。
一人のときは使えないが、夫婦2人で同じ映画を観る機会があるなら知っておきたいサービスだ。
イオンシネマ以外にも、50歳以上の夫婦が使えるシニア割を用意している映画館はある。
たとえば、MOVIX(松竹 <9601> )では「ペア50割引」で3,000円のペアチケット、シネマサンシャインでは「ペア50割」で2,600円のペアチケットを買える。
きっぷ料金が何度でも5%オフに──JR東日本「大人の休日倶楽部」
「大人の休日倶楽部」はJR東日本(東日本旅客鉄道 <9020> )が運営している会員サービスで、割引きっぷの販売や、会員限定で割引を受けられるお店・レジャースポットの紹介などをしている。
このサービスを使うにはクレジットカードを作る必要があり、満50歳から申し込める「大人の休日倶楽部ミドルカード」なら、JR東日本とJR北海道のきっぷが何度でも5%オフで買える。
年会費は初年度が無料、2年目からは2,624円かかるものの、特典を受けることで年会費以上に得をすることがある。
国内旅行をよくする人などは、入会するメリットがあるかどうか考えるとよいかもしれない。
文・廣瀬優香(フリーライター)
編集・dメニューマネー編集部
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