家計を見直したい

夏の電気代を節約する3つの方法──エアコンは結局、付けっぱなしでいいのか?

2023/08/03 11:00

電気代の節約方法は、電力会社を変える、省エネ家電に買い替えるなどがよく挙げられますが、もっと簡単で手軽に電気代を減らす方法があります。夏場に電気代が高いと悩んでいる人は、試してみましょう。 1 トイレやお風呂、玄関などの電球をLEDに変える トイレやお風呂、玄関などにある小型の電球が白熱球の場合は、LED電球に変えると

電気代の節約方法は、電力会社を変える、省エネ家電に買い替えるなどがよく挙げられますが、もっと簡単で手軽に電気代を減らす方法があります。夏場に電気代が高いと悩んでいる人は、試してみましょう。

1 トイレやお風呂、玄関などの電球をLEDに変える

トイレやお風呂、玄関などにある小型の電球が白熱球の場合は、LED電球に変えると電気代を節約できます。

LED電球は60W相当のもので1個あたりおおよそ600~900円と、白熱球と比べて5~7倍程度の価格ですが、消費電力は8分の1未満と少ないです。

1日5時間半程度点灯させた場合、LED電球は白熱球と比べて月170円程度お得になり、半年使えば元が取れます。

LED電球の寿命は白熱球のおおよそ40倍もあり、1日5時間の使用時間なら20年程度使えるでしょう。

2 短時間の外出ならエアコンは消さない

ちょっとした買い物や送り迎えで20~30分程度外出する場合は、エアコンはこまめに消すよりつけっぱなしのほうが電気代を減らせます。

エアコンは設定温度と室温の差が大きい運転開始時が最も消費電力が高く、少しの外出なら消さないほうが節約になります。

たとえば、真夏の7時~19時に、30分に1回、5分の窓開け換気をするときにエアコンをつけっぱなしにした場合とこまめに消した場合では、つけっぱなしのほうが毎月1,371円安いです(ダイキン工業 <6367> 2020年8月調査)。

3 換気の回数を減らす

夏場にエアコンを使うときは、換気の回数を少なくすることで電気代を減らせます。

たとえば、真夏の7時~19時に換気をしない場合と、30分に1回、5分の窓開け換気をする場合では、しないほうが月1,215円安いです(ダイキン工業、2020年8月調査)。

換気の回数を減らしたり、換気の時間を気温が下がる夜にずらしたりすることで、電気代を節約できるでしょう。

なお、ここでの電気代は、1kWh=27円として計算しています。

文・北川真大(ファイナンシャル・プランナー)
編集・dメニューマネー編集部

【関連記事】
「老後破産」しないために読みたい
ブラックリストでも作れるクレカ5選【PR】(外部)
今持っている株を売って新NISAで買い直したほうがいい?
会社に転職活動がバレない転職サイトの機能
「dジョブスマホワーク」で高ポイントをもらう方法