株式投資の魅力は値上がり利益だけでなく、配当や株主優待がもらえるところです。一方で、株価の下落リスクも考えておく必要があります。証券業界の中で使われる「ぼんやり」や「ぼける」は相場のある状況を表しています。似た言葉のように思えますが、いったいどんな意味なのでしょうか?
「ぼんやり」は連休前に見られる
「ぼんやり」は、株式市場が下げ気味で、なおかつ相場に活気がない状況を表す言葉です。
相場の値動きをボヤッとした様子や気が抜けたような感じに当てはめています。
土日は、日本の株式市場だけでなく、アメリカを含む海外市場もお休みです。
しかし、日本だけの大型連休となるゴールデンウィークやお正月でも、海外市場では取引が行われています。
そのため、連休中の外国株の値動きが読めないことから、多くの投資家は取引を見送り、相場が「ぼんやり」することがあるのです。
「ぼける」は「しまる」の反対語
「ぼける」は、上がり基調だった株価がいくらか下がってきている様子です。
株価は、好決算や新製品の発売など良いニュースが出たときは、上がりやすくなります。
しかし、上がり続けることはなく、ひと通り買いが入ると、その後は安くなったり、取引が少なくなったりします。この状態が「ぼける」です。株価がどちらの方向へ動くのか判断に悩むため、買うのを見送る人が増えて、株価が下がりやすくなります。
また、同じような意味合いで「だれる」という言葉も使われています。「ぼける」「だれる」に対して「しまる」は、活気が戻り少し上がり気味になってきている状態です。
文/編集・dメニューマネー編集部
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