JR九州 <9142> が8月10日まで、小倉駅(北九州市)の券売機で「170円切符」を販売しないと発表しました。
その背景にあるのは、不正乗車が多いと見られることだそうです。というのも、JR小倉駅で販売されている最短区間にあたる170円切符の9割が、隣駅で回収されていないからで、多くが最短区間の切符を買って無人駅で降りていると見られているのです。
JR九州では無人駅を増やしていますが、管内571駅(2023年春現在)のうち、無人駅はどれくらいあるでしょうか?
① 約2割
② 約4割
③ 約6割
隣駅での回収率は1割ほど
JR九州の古宮洋二社長は7月の会見で、170円の切符が小倉駅で1日平均で300枚売れるが、(隣の)西小倉駅での回収枚数が30枚しかないと述べたといいます。回収率は約1割です。
一方で無人駅で乗車している人が多いことから、「不正乗車に使われている可能性がある」と見ているようです。
そんなJR九州管内には571駅あるそうですが(2023年春現在)、無人駅はどれくらいあるでしょうか。
現在、駅員などのコストを抑えるために無人駅を増やしているといい、今年3月のダイヤ改正であらたに福岡、熊本、長崎3県の5駅を無人駅にしています。これで合計333駅が無人となっている計算で、全体の64.4%、約6割にあたります。正解は③です。
なお小倉駅では、8月10日まで170円切符の”券売機での”販売は取りやめていますが、みどりの窓口を含む対面では販売しているそうです。
文/編集・dメニューマネー編集部
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