平成の時代にはやった「たまごっち」や「チョロQ」などは、令和の時代を迎えてさらに進化を遂げています。中でも野球盤は、昔はなかった機能がたくさん盛り込まれており、久しぶりに触るとその進化に驚くはずです。どんなおもちゃが、時代を経て進化をしたのでしょうか?
1 ファービー――25周年、米国では発売済。日本でも?
ファービーといえば、平成世代にはおなじみの電子ペット。頭や背中などにセンサーが内蔵されていて、かわいがることで成長し、独特な「ファービー語」で話してくれることで人気を集めました。
ファービーは今年25周年を迎え、先日新モデルが発表になったばかり。米Amazonでは既に販売されています。
日本で発売されるかはまだ不明ですが、ダンスや占いをするだけでなく、瞑想のおとももしてくれるといいます。
2 エポック野球盤――WBC効果で売上好調
2023年春のWBC(ワールドベースボールクラシック 2023年3月)以降、売り上げが対前年比200%超えになったエポックの野球盤は、「昔ながらのおもちゃ」という印象が強いかもしれませんが、進化が著しく、上位モデルは9ヵ所のストライクを投げ分けるなどの複雑な配球もできるようになっています。
さらに、カ電光掲示板に球速と投球コースが表示されるなどの機能も組み込まれており、子供の頃遊んだことのある人なら、その進化ぶりに驚くこと間違いなしです。
野球盤は、1958年に登場してから目まぐるしい進化を遂げています。昭和世代の人も平成世代の人も、昔を懐かしんで遊んでみてもいいかもしれません。
3 たまごっち――最新モデルはWi-Fi搭載
平成初期にバンダイ(バンダイナムコHD <7832> )から発売され、爆発的な人気を誇った電子ペット「たまごっち」。7月15日に世界同時発売された最新モデル「Tamagochi Uni」はWi-Fi機能を投搭載、独自のメタバース空間へ遊びに行けるそうです。
これにより、世界中のユーザーが育てたたまごっちに出合えるほか、常に最新コンテンツをダウンロードしたり、全世界のユーザーと協力したり競ったりできます。
4 ベイブレード――専用デバイス・アプリとの連携が可能に
タカラトミー <7867> が手掛けている現代版のベーゴマ、ベイブレード。7月から販売されている最新シリーズ「BEYBLADE X」では、歴代最速のスピードで遊べるようになったほか、専用デバイスを使うことでベイブレードをシュートした際のシュートパワーを計測・記録できるようになりました。
さらに、専用スマートフォンアプリでポイントを獲得し、レアなベイブレードが当たるゲームに挑戦できるようになっています。
5 チョロQ――ゼンマイ廃止・プログラミングができるように
同じくタカラトミーのミニカー、チョロQ。昨年の8月から新シリーズが登場、ゼンマイがなくなり、プルバックの回数で走り方が変わるモーター式に変わっています。
最大5種類までの走り方を決められる“プログラミング遊び”ができるなど、時代にあわせた進化が見られます。
このように、平成時代に遊んでいたおもちゃは、目まぐるしい進化を遂げています。子供の頃、これらのおもちゃで遊んでいた人も、大人になり家庭を築いているかもしれません。昔を懐かしんで、ここで紹介したおもちゃを親子で楽しんでみてはいかがでしょうか。
文/編集・dメニューマネー編集部
画像= Tamagochi Uni公式サイトより
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