古くはウォークマン、最近ではゲーム機のプレイステーションやスマホ・エクスペリアなどで知られている、ソニーグループ <6758> 。井深大氏と盛田昭夫氏が創業した世界で知られる総合電機メーカーですが、昔の社名、分かりますか?
創業時の資本金は19万円。今は8800億円
同社の創業は、終戦後まもない1946(昭和21)年です。1950年には、日本初のテープレコーダーを、1955年にはこれも日本初というトランジスタラジオを発売。その後もテープレコーダーやテレビ、カメラなどを製造、世界的なAV機器メーカーとなりました。
現在は、テレビやブルーレイレコーダー、オーディオ機器、カメラなどのオーディオ製品開発のほか、生命保険や損害保険、銀行などの金融事業、エンターテイメント事業など、多岐にわたり事業を展開しています。
そんな同社の創業時の社名は、「東京通信工業株式会社」でした。資本金は19万円だったそうです(いまのソニーグループの資本金は8804億円=2023年3月末時点=です)。
ソニー株式会社に変更したのは1958年。ラテン語で「音」を意味する“sonus”と、英語で「はつらつとしたやんちゃ坊主」を意味する“sonny boy”を合わせたことに由来し、「小さいながらも世界へ羽ばたく」という意味と、世界の誰もが発音できるようにと「SONY」と名付けられました。周囲は社名変更に反対したそうですが、創業者の盛田氏はそれを譲らなかったそうです。
文/編集・dメニューマネー編集部
画像・田之尻美希(デザイナー)
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