2023年夏、首元を冷やしてくれるネッククーラー（リング）が流行しましたが、ここ数年、夏の外出で手放せないアイテムとして小型扇風機も人気になっています。多くのメーカーから発売されていますが、若い世代からの支持が厚いのが、Francfranc（フランフラン）のポータブルファンです。おしゃれな雑貨や衣料品などを販売している同社の昔の社名を知っていますか？

■かつては1部上場企業。MBOを経て社名も変更

同社のハンディファンは、若者、特に高校生から大学生くらいの年代に人気です。そのほかの最近の人気商品は、飲み物を持ち歩くための水筒（ウォーターボトル）などです。

Francfrancの"franc”はフランス語で、「率直な」「純粋な」といった意味だそうで、同社によると、「普段の気取らない生活の中で「今」という感性を軽やかに、 豊かに表現し、ひとりひとりの住空間に、この「franc」を届けていきたいという思いを込めて」いるそうです。

同社は1990年、輸入家具・輸入インテリア用品の販売を目的に、福井県今立町で設立されました。2002年にジャスダック上場。東証2部を経て2006年には1部に指定替えされています。その後、2012年にMBO（マネジメント・バイアウト。経営陣による買収）で上場廃止となっています。

社名を変更したのは2017年9月。それまでの社名は「株式会社バルス」でした。

文/編集・dメニューマネー編集部

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